縄文祭は宗教?happyちゃんインスタ/フジテレビ協賛の謎とオカルトスピに巻き込まれた月読神社

縄文祭はまさに宗教ではないかと騒がれています。2018年10月13日に壱岐で開催され、ツイッター・インスタ等でも多くの波紋が広がっています。アメブロきらきらふわふわ系のhappyちゃんがタレントとして開催したイベントです。

他人の信仰に口を挟むつもりはないので、提唱されている子宮系の教義内容の是非については言及するつもりがないことをあらかじめ述べておきます。

今回は「縄文祭」がどういうものなのか、そして周囲にどういう影響&問題を起こしているのか。そしてそのビジネスモデルと儲けの仕組みがどうなっているのかを徹底解説します。

縄文祭はhappyちゃんの宗教?縄文祭の正体と壱岐島が子宮引き寄せ系の”聖地”として乗っ取られる懸念

View this post on Instagram

旺季志ずかさん(@shizuka_ouki)がシェアした投稿

2018年10月13日に壱岐で行われた「縄文祭」。アメブロのスピリチュアル界隈で人気者のhappyさんがタレントとして執り行ったもの。「龍が鳳凰に変わる祭典、自分の統合のお祝いをする」というテーマらしい。

『最後の目醒めのスイッチを押しなさい。』とことん宇宙の司令通りに動いてみようじゃないか。

龍のステージが上がるということは、私たちの世界そのものが今回次元上昇するということ。

みんなの力を合わせて開催したいね。成功させたいなぁ。地球は日本から新世界へ変わるんだ。

壱岐島でスピ系イベンターのhappyさんが執り行った縄文祭。壱岐氏南東の「筒城浜キャンプ場」に1500人の参加者が集まりました。予定は3000人だったらしいのですが、実際は1500~2000人ほど。これは地元の酒蔵がインスタでコメントしていたものです。

「壱岐」というと、都心から離れていて自然が美しい密かな地方観光スポットです。そこへ東京の人、しかも規模の大きいフェスを開催してくれるとなれば、それに乗っかろうと、地方の活性化を目論む地元の方々が簡単に釣られてしまうのは当然です。

お客さんを連れて来てくれるhappyさんをおもてなししようと思う気持ちは分かります。しかしながら、蓋を開けてみればスピリチュアルビジネスの金儲けに、神聖な壱岐の土地が利用されて食われてしまっただけだったのではないか、と少し気の毒に思えてくるのです。

このままでは「壱岐」という場所が子宮引き寄せ系スピの聖地として乗っ取られてしまいます。

引用:ameblo.jp

内容 金額
チケットのみ 33,000円
チケット,寝袋,朝食,セミナー 55,000円
フェニックスエリア(最前列席) 88,000円

劇団四季のS席ですら15000円かからないですし、ジャニーズコンサートの指定席もだいたい1万円くらい。それを考えると、超絶高額です。ちなみにパフォーマンスはこんな感じでした。

Instagram@shizuka_ouki

View this post on Instagram

ami takebeさん(@ami_aochi)がシェアした投稿

プロのダンサーやシンガーというわけでもなく、ちょっと気合いの入ったコスプレ大会みたいに見えてしまいましたが、それは個々人の趣味ですからあまり触れないようにはします。

イベント内容的には、特段「縄文」には関係ないです。

壱岐の経済を特に回すこともなく帰っていく1500人

1500人もの人がやってきたのですから、壱岐市の経済も少しは回った…と思いきや、壱岐を散々荒らして特にお金を落とさずに去っていったのでした。

今ツイッターで散々騒がれている通り、壱岐に対する世間のイメージは悪くなっています。”スピリチュアルの聖地”という悪印象があるからですね。壱岐のことを、

全てを取っ払ったシャングリラ(理想郷)

とhappyさんはブログの中で言及しています。勝手に、都会で疲れている人間の理想郷にされてしまったら、普段、壱岐で日常生活している人にとってはたまったもんじゃありません。壱岐は、都会生活の息抜きに好き勝手やっていい場所ではありません。

先ほどチケットの内容に「寝袋」があったかと思います。「自然の力を感じる」「自然・神と一体になる」的なことで、お客さんたちはホテルや宿に泊まったりするのではなく、野宿したんです。チケット代に寝袋代が含まれているのですから当然そうなりますよね。

翌朝はそのまま帰路のフェリーに乗り込みます。ですから結局、イベント主催者たちのみに金が回って、壱岐にはほとんどお金が落ちてこなかったのです。

イベント終了後の深夜も、運営側の趣旨により会場内に朝まで寝袋で過ごす参加者であふれ、市内各所の民泊や各旅館などの宿泊施設利用は、当初の予定よりも下回った

ここの野外に大勢の人数が野宿をしました。近隣壱岐市民にとっては迷惑極まりないですね。芝生の上に寝袋で寝て、大地を感じ、夜空を眺め、みんなで朝日を見て思いを馳せましょう的な内容です。

10月13日の最高気温は21℃、最低気温は12℃でした。寒いですね。日中は過ごしやすいでしょうけど、夜はさすがに冷えます。というか外ですしね。潮風も吹いてきます。

View this post on Instagram

Kaori Yamagishiさん(@kaori_w_22)がシェアした投稿

寝袋が含まれているチケットを買った人たちに配られた寝袋がこちらです。寝袋付きのチケット代金は、55000円。この同じ寝袋をアマゾンで調べて見るとすぐに見つかりました。

2200円ですね。コスパがよろしい。寝袋としては結構人気の商品です。

ただし、アマゾンのレビューを見ても分かるように、春夏向きの商品みたいですね。寒さに堪えた参加者もいたかもしれませんね。

この写真を見ていただくと「信者」の恐ろしさを感じます。この状況で喜んでいたわけですし…。夜には雨がピンポイントで降ってしまったため、このようにまるで非難所のようになってしまいました。

夜に雨がピンポイントで降ってくるって、神様信じない派の自分ですらそれこそ「神様怒らせてない…?」と思ってしまったのですが、本人たちは意に介していないようですね。

忌まわしいものを清めようとしてイベント会場一帯だけに雨を降らせたと考えると割と筋が通るので、むしろちょっと怖いですw

引用:ameblo

寝袋から目だけ出して夜空を見るのだそうです。

ちなみに、この夜の野宿には子連れ可なのですよね…。他のアイドルとか有名人のコンサートでは、他のお客さんへの迷惑だけでなく、子ども自身の健康のために入場禁止していることが大半です。野宿をした子供たちがちょっと心配。

フジテレビが関わっているかのような印象「某テレビ局」

happyさんのブログには「某テレビ局」という表現がちょこちょこ出てきます。こういった写真もあることから、フジテレビが協賛しているかのような印象を読者に与えます。

HAPPYはイベントの打ち合わせの風景でフジテレビの社屋を写し、まるでフジテレビがイベントに関わっているかのような印象操作をしていましたが、本当にフジテレビ系列の会社や人が関わっているのなら、どうして「主催・協賛・協力・後援」のどこにもフジサンケイグループの名前が無いのでしょうね。不思議です。

http://flat9.blog.jp/archives/77907818.html 様より引用

通常、地域活性化イベントを行う場合「後援依頼」というものを送ります。私も地方で小さいやつですけどイベントを作ったことがあります。学生のしょうもないイベントだったにもかかわらず、新聞社と地方テレビ局がOKしてくれました。

よっぽど変なイベント出ない限り、名前って貸してくれますよね。しかも、その日特段大きな目立つ事件等がなければ、取材にも来てくれるのが普通です。学生のしょぼいイベントですらそうなのですから。

しかし、この縄文祭ではそういった後援依頼は一切出していなかったようです。億単位の大きなイベントにも関わらずです。かなり不自然です。

フジテレビは放送じゃなくてイベント運営に協力って形でしたよ。放送はbsスカパーの番組が別で取材に入ってたのでそちらで放送らしいです。

これは別の方の情報なのですが、どうやらテレビ局との関係性をつかむのは大筋では失敗したようです。フジテレビを匂わすブログ投稿や発言はありましたが、ステージの制作面でお金を払ってくれたから、その点に関しては物資を提供してくれたというだけだったようです。

Happyさんは、平山旅館の女将の紹介で知り合ったフジテレビのプロデューサーと仲良くなって、自分のイベントをテレビ局と一緒にやりたいと思ったと思うの。

彼女の思惑の根本にあったのは、有名なテレビ局の力を使って、テレビ界へ伸し上がることだったと思うけれど、結局これは断られたっていうことなのだと思うんだよね。

彼女は、壱岐のため~とか、ファンのため~とか表では言ってますが、多分本音は自分をテレビで大きく取り上げてもらいたかっただけだと思いますよ。

そして、テレビで大きく取り上げられるための引き寄せをしようとして試行錯誤した結果、1億5千万円(本人申告)のお金を払って、BSスカパーで取材を引き寄せれたということなのかなと思います(笑)

なるほど…。客層からして権威性に弱そうな方が多いですから、どうにかして「テレビ局」「新聞社」あたりとの関係性があるように演出したかったということ、そして自分もテレビに取り上げられたかったわけですね。

本心は関係者にしかわからないことですけど、本当ならばメンタルが闇すぎますね…怖い。

縄文祭に戸惑う壱岐市民の声|観光大使にhappyを任命した壱岐市長と嫌がる壱岐市民との認識のズレ

いくらスピ系で趣旨が意味不明だとしても、本人たちが盛り上がるだけで済むのならばそれはそれで良いのですが、壱岐の町にしっかりと爪痕を残してしまいました。

神社の前で芝生に直でキャンプファイヤーを開催

Instagram@maropopopoon

会場近くの神社はこのように荒らされてしまいました。芝生がしんでしまって、車の車輪の後がついています。投稿者の方によれば、そもそもここは、車両通行が禁止されているゾーンです。

なんで芝生がこんなにも禿げてしまったのかというと、ここでキャンプファイヤーを行ったからです。UFOを呼ぼうとしていたようです。

壱岐市筒城浜ふれあい広場条例

第5条 市長は、次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、ふれあい広場の利用を制限し、又は利用を取り消すことができる。

(1) 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがあるとき。
(2) ふれあい広場の施設又は設備を損傷するおそれのあるとき。
(3) ふれあい広場の管理運営上支障があると認められるとき。
(4) 営利を目的とした事業又は特定の政党及び特定の宗教団体の行う事業と認められるとき。ただし、市長が、特別な事情があると認めたときは、この限りでない。この場合、市長は、必要な条件を付けることができる。
(5) 前各号に掲げるもののほか、特に必要と認めたとき

(損害賠償の義務)
第11条 利用者が、故意又は過失により施設等を損傷し、又は滅失したときは、利用者は、それによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、市長が特別な理由があると認めたときは、この限りでない。

芝生の土地一帯が、ふれあい広場の中に含まれているのかは調べてみないとわかりませんが、この悲惨な状況について、神社の神主さんに損害賠償請求をするように助言する人が多くいます。ふれあい広場の条例を出してくる人もいますね。

所有権が誰に帰属している土地なのかわかりませんが、その神社にもしあるのであれば、条例を持ち出すというよりそもそも普通に、不法行為に基づく損害賠償請求(民法709条)でいけますよね。

ただ、どうやら神社の神主さんは前々から、奉納金として数百万円をhappyさんから受け取っていたらしいという話がありますし(ここの神社かどうかはわかりませんが)被害を言い出しづらい人間関係があるのかもしれません。まるで政治ですね…。


会場設営のために重機が行ったり来たり。当日にはキャンプファイヤーと題して、大きな焚火で芝生を燃やし、大勢の人数はダンスを夜通し踊り続ければ、芝生もそういうことになります。

そのほか、当日のイベントの騒音では、近隣住民の生活に支障が出ていました。

イベント騒音で困惑する壱岐市民

View this post on Instagram

Blissさん(@bliss4584)がシェアした投稿

島内では過去に前例がない規模の野外ステージ設営と巨大なスクリーンモニターや音響設備に、イベント会場周辺住民は複雑な心境を明かした。

前日に行われたリハーサル段階から、巨大スピーカーから鳴り響く音響に不満の声をあげ「携帯電話で通話中に音が鳴ると、会話ができない」「重低音が響き気分が悪くなった」など訴えた。また畜産農家は「地面から響く重低音で、牛の育成に影響がある」と頭を抱えた。

壱岐の住民は、壱岐署に問い合わせやクレームを入れていたみたいですが、しっかりと動いてはくれなかったようです。生活に支障がないレベルまで改善してくれることは、イベントが終了するまではありませんでした。

会場から4km位離れてるのに結構聞こえてくる…これほどとは… 近隣住民となったら相当だぞ(ーー; 騒音以外の何物でもない

4㎞離れた住民にも騒音が届いていたようです。会場のすぐそばの住民にとっては、それはもうとんでもない音量だったでしょうね…。

イベントは予定終了時刻の午後11時を大きく越え、深夜0時半まで続いた。周辺には音響が鳴り響き続けた。

参加者が楽しみたい気持ちは自由だが、約束を守るのは最低限の社会ルールだ。影響を受ける周辺住民のことを真摯に考えるべきだ。

しかも、終了時刻を大幅にすぎて大音量を出し続けてしまっていたようです。深夜0時半って壱岐市民にとっては普通に寝る時間ですよね…周りに迷惑をかけても良い、という教えについては全く賛同しかねます。

生活航路が1500人に占領されてしまった/臨時便の準備もなし

ジェットフォイルやフェリーは壱岐市民にとって生活航路。イベントの影響でほぼ満席。一般観光客の足にも影響が出ました。

開催当日、周辺道路は交通規制され、イベント開催を知らなかった通行者からは「何が起きているのかわからない」と疑問の声も聞かれた。

「生活航路であるのに、2日間に渡って満席になるなんて」と憤りを示す市民や、「状況が事前にわかっていたのなら、なぜ臨時便などの増便で対応しなかったのか」と声を荒げる市民もいた。

運営側そして、壱岐市は、壱岐で生活する市民に対して事前にアナウンスをしたり、情報を発信したりの準備をほとんど行わなかったそうです。配慮が全くなされていません。もちろん、イベントは2日間だけのことなので、短期間我慢すれば過ぎ去ることではあります。

しかし、壱岐が「日常の生活の場所」になっている人たちにとっては、部外者が入って来て大騒ぎして荒らして帰り、しかも特にお金を使って行ってくれるわけでもないとなれば、不愉快極まりありません。

さらに、このイベントのせいで壱岐に対する世間のイメージも悪くなってしまったというのであれば、良いことは何もありませんでした。壱岐のリソースを食われただけなのです。

地方の公営キャンプ場のレンタルなんてかなり格安です。格安の土地代で大きな利益を出し、ガッポリ儲けて帰っていっただけです。本当にみんな”happy”になれたのでしょうか。

主催者だけが儲かってhappyになり、地元壱岐の方やお客さんは不幸になるような、そんなイベントではなかったでしょうか。資本主義ってやっぱり闇ですね。

壱岐市長の開会式挨拶は…まさかの当日急遽欠席

縄文祭の当日、壱岐市長・白川博一さんの挨拶が予定されていましたが急遽出張の予定が入り、キャンセルになりました。これは…怪しい(笑)推測ですけど、自分がヤバイ人たちを壱岐に招き入れてしまったことに気がついて、逃げたのではないでしょうか。

壱岐が「引き寄せhappyスピリチュアルの聖地」として悪評が広まるようになってしまった責任は、非常に重いはずです。なんといってもhappy氏を壱岐市観光大使に任命してしまったのは、白川博一市長本人です。

ただ、ここには壱岐の老舗旅館の女将と息子の元議員、神社への数百万円の奉納金等々…つついたら何か出てきそうなオトナの関係が裏側に広がっているような話もありますので、きちんとした責任の追及が行われるべきです。壱岐市議会は12月にありますので、壱岐の有権者の皆様でどうにか頑張って欲しいところです。

ツイッター、インスタでの縄文祭に対する拒絶反応/壱岐を金儲けに利用しないで/島の伝統が食われる

ツイッターでは多くの方々が苦言を呈しています。そんな中「壱岐新報」が社説を書いてくれました。そこでは、happyさんが観光大使として適任だったのかを問うたり、島民の不安な気持ちを述べたり、主催者側の配慮が不十分だったのではないか。

“壱岐のために” と言いつつ、それは自分の独自の価値観を押し付けているだけで、壱岐のためになるのかどうかは島民との調和の中で決められるべきものだ…といった意見が載せられています。

壱岐の島は一説では神道の発祥と言われ、月読神社は長年にわたり島民が守り受け継いできたものだ。また島内各所にある神社や祭神なども歴史と伝統とともに島民に信仰されてきた。いわば「触れてはいけない不動のもの」として大切に扱われてきた

しかし縄文祭の運営関係者らは、独自のやり方と考え方で進め一部の島民との間で話し合いや調整はあったものの、全島民への配慮や協調はあったのか疑問が生じる。

イベント時の音響や参加者利用の航路予約状況、さらには市民への周知や行政の協力体制など、配慮があったとは思えない部分が苦情になっているのではないか。

ー壱岐新報「2018.10.22島民との調和は図れていたのか」より引用

信者の方には申し訳ないのですが、これは新興宗教の一つです。宗教に興じることは個人の自由ですからそれ自体を責めるつもりはないのですけれども、その他者への依存体質を克服しないとお金は稼げないです。

お金は引き寄せて自然と入ってくるものではありませんビジネスモデルを組んで、それを回して稼ぐものです。ビジネスモデルが軌道に乗って円滑に回るようになってくれば、自然と手もとにお金が入ってくる状態には確かになりますけど、その前には「ビジネスの構築」という、とてつもない努力が求められる時期があります。

アメブロスピ系にハマっている女性に欠けている視点は「あなたの人生を変えられるのは神様ではなく、happyさんでもなく、あなたのみ」という点です。あなたの人生なんて、誰も変えてくれません。欲しいものがあるならば、頭を使って体を使って自分で取りに行かねばなりません。

自分の人生を変えられるのは自分だけです。当たり前のことです。

↓こちらの記事も合わせてご覧ください。

>藤本さきこ「ぼったくり」と嘆く被害者の会に伝えたいこと

(追記)拡散ありがとうございます。多くの方に読んで頂くことが出来ました。感謝申し上げます。

✅ この記事をシェアする