原辰徳の永久追放問題【5億円】監督復帰を望む声止まず「環境が整えば」

原辰徳監督って裏側とひと悶着あって、そのせいで永久追放されたみたいな話を聞いたことがあります。あれって、いったいどういう事件だったのでしょうか。

なんと何億円もの金額を支払っていたという話すらあります。

おっさん
噂によると「5億円」っていう説まであるぞ。ホントかな?

真相は本人にしかわからないでしょうから、あくまで噂レベルではありますが、ネット上に転がっている、原辰徳監督の永久追放問題についてまとめました。

さらに、記事の後半ではファンから挙がる「監督復帰待望論」についても触れています。

この記事に書いてあること

原辰徳が永久追放された!?5億円の口止め料のウワサ

巨人が原辰徳前監督の金銭問題を巡る「週刊文春」の記事で名誉を傷つけられたとして文芸春秋を訴えた裁判で、最高裁は6月29日までに巨人の上告を受理しない決定を下した。

これにより、巨人側の敗訴が確定。原氏が女性問題に絡み、反社会的勢力の人物に1億円を支払ったことが事実と認められた

おっさん
5億じゃなくて、1億だったんだな。
おばはん
こういう話が出たときに「私は無実を証明するために訴えます」って被害者ポジションに立とうとする有名人ってなんなんだろうね。負けたら超絶リスクなのに。プライドがそうさせるのかしら。

“黒い交際”が裁判所に事実認定をされてしまったのは、かなりの痛手ですよね。

原監督は、解任させられる前に自ら監督を辞任しています。おそらく裁判が負け筋ということに気がついて、判決を見越してあらかじめやめたのでしょう。

「悪いことをしてしまった」という自覚がありながら、むしろ相手を「訴える」という行動を取れるメンタルが一般人の私には理解不能なのですが、週刊誌に都合の悪いことを書かれたときに、訴え提起する芸能人・有名人って多いですよね。

そうすることで「あることないこと書かれた!」っていう被害者になれるのかもしれませんが、自己防御できるのもその場だけですよね。いずれ明らかになってしまいます。

それとも、裁判所を上手くだませるとでも思っているのでしょうか。

(裏社会とつながりのある人物と)『交際し、又は行動を共にし、これらの者との間で、金品の授受、饗応、その他いっさいの利益を収受又は供与し、要求又は申込み、約束すること』

ー野球協約第180条

野球協約180条では、明確に上記行為は禁止されています。原監督が1億円払ったっていうあの周辺事実は、あきらかにここに該当していますよね。

現場の人間なら1年、または無期の失格処分となる不祥事です

今後、巨人やNPB(日本野球機構)がこの問題にどんな決着をつけるのか。あるいはこのまま幕引きとするのかに注目です

この問題に対しては世間から多くの批判が寄せられました。巨人ファンは怒り心頭でしたね。

「永久追放でもナマぬるい」
「巨人と原がファンに嘘をついていたと理解した」

で、この事件がいったいどうなったのかというと、なんとなくうやむやに闇に葬り去られてます(笑)なにかの”オトナの魔法”が働いたんですかね。

その辺のことには触れないようにしておきましょう。

「裁判所の認定するように、相手は確かにそういう系の人だったのかもしれない、でも私はそれは知らなかったんだ」っていう主張もできなくはないです。

裁判所の認定と矛盾しない形で言い訳することだってできますし。言い訳じゃなくて、本当に知らなかったのかもしれないですしね。

不倫の内容が綴られている日記の内容

原監督が2006年に1億円で買わされた不倫内容が記録されている日記の内容を一部抜粋して載せておきます。

’91・9・15《マサカのニンシン。7週4日だということ。逆算すると相手は8さん(原監督の背番号)で、ALL STARの日。8さんとはありえナイと思ってたのにィ。この間「しおどき」「別れ話」が出たあと。信じられナイ。全然気付かなかった。話さなきゃ。自分ひとりだけでじゃあやりきれナイ。でも話したら、もう完全に終わりになるんだろうなぁー。「遊びだった」のに、向うにしたら困るんだろうなぁー。でも、私だって困るから。どうなるんだろう》

’91・9・20 HIROSHIMA《行ってうちあける。でも、会えず。Telで話しただけ。どうして会ってもらえナイのか、ぜぇーんぜんわからなかった。何故会えナイかは、教えてくれたけど、納得はできない。それに何も言えなくなってしまう。さいごのさいごまでむこうが決めたとおり顔もみず。こんなことがあってもサイゴじゃナイらしい。顔もあわすしどこかで会えば「よー元気かぁー」とも。「今までどおりとはいかナイけど」…「オマエのことは記憶から消えナイし消すつもりもナイ」「孤独に思わなくていい。何んでも相談すればイイ」。キレイすぎる。それに顔もみず会えなかったことは孤独のなにものでもナイんだけど。さびしい。ただそれだけ》

’91・9・28《きょうやっと手術した。きのうまでのあの身体のだるさ、重さがうそのようにとれた様です。でも、もちろん2週間程しないと元通りにならないそうですが。でもやっぱり気がはれた!!早く気持ちをいれかえて元に戻ろう!!っと》

おっさん
えぐ…。人間の闇を感じるな。

これに対して当時、読売広報部は「貴誌の対応は非常に不誠実であり、強く抗議します」みたいな態度をとっていました。

しかし結果は先程の通り、巨人側の敗訴。事実としてあったということが裁判所に認められてしまったのでした。

おばはん
よくそんな強気な態度取れてたわね…。自己利益を必死に守ろうとしている人間の姿って本当に醜いと思っちゃうわ。

しかもリーク元として勝手に清武英利さんと決めつけて、声明を公表するなど八つ当たりもいいとこ…という感じの対応もしていたのです。

当の原監督は、…リーク元を清武英利前球団代表兼GMと決めつけ、「清武さんへ」なる声明を20日のうちに表明した。

清武前代表兼GMは週刊文春の報道との関わりを否定した。

正直、原監督と巨人軍の対応に幻滅…。

これにはファンのみんなも、かなり幻滅し、がっかりしていましたよね。大人として恥ずかしいし、何よりダサい。

原辰徳監督の監督復帰はいつ?止まない監督復帰待望論とそれに対する監督の返答

不倫をしたり、1億円払ったり…等々、素行には様々な噂を立てられている原監督ですけれども、監督としての実力は圧倒的なのです。

これまで2度巨人監督を務めリーグ優勝7回、日本一3回。

日本代表監督としても、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝の実績はケチの付けようがない。

今年1月に、競技者表彰エキスパート部門で野球殿堂入りも果たした。

球界内では、監督復帰待望論が起こっています。

  1. 来季の巨人監督
  2. 2020年 東京五輪日本代表

この2つで監督復帰の可能性があるのではないかと、期待している人も多いのです。巨人・高橋由伸監督は現在苦戦中で、球団史上11年ぶりのヤバめな成績(Bクラス・4位)。

「由伸が今年も優勝できなかったら、来季はもう原の緊急登板しかないだろう。今年の誕生日(7月22日)でまだ60歳だぞ。もう一度監督をやらなかったら、残りの人生をどう過ごすんだ」

こんな球界OBの声も聞こえます。

おばはん
悪いことをした原さんに対して、散々自分の道徳的正義を振りかざして「永久追放すべきだ」とかほざいていた人も、巨人が勝てなくなってきた途端、「勝ちたい」という自分の利益のために平気で発言を翻すのよね。人間そんなもんだわ。
おっさん
悪い奴だったとしても、結局「実力」がある人、引いては多くの人に利益をあたえることのできる人が、一番この資本主義社会で最強なんだということを思い知らされるな。

「来年11月に東京五輪予選として行われる国際大会プレミア12で、監督経験のない稲葉監督が惨敗したらどうする?

負けても日本は主催国として東京五輪には出られるが、金メダル獲得が至上命題だから、監督交代の声が噴出するだろう。

そんな非常事態になったら、WBCで世界一になっている原監督が切り札になる」

2020年のオリンピック野球の日本代表監督についてもこんな話が出ていますね。

原監督の役職は現在、巨人のOB会の幹事(あと、東海大学の客員教授)です。高橋由伸監督がやりにくくならないように、原さんは表には出ないようにしているのだと思います。

実際にも、高橋監督を全力でサポートする旨の発言もしています。

原辰徳監督の監督復帰に対する本人の反応

作曲家・平尾昌晃さんの告別式(2017年10月)において、原辰徳監督は弔辞の中で監督復帰を誓っていました。本人にも、やっぱり戻りたいという気持ちがあったんですね。

原氏は2015年オフに巨人監督を退任したが、「今は少し休んでエネルギーを蓄えていますが、野球への情熱は健在です。そのときがきたら応援してください」と決意表明。

生前、監督としての原氏の実力を評価していた故人に恩返しをする決意をにじませた。

また、2017年1月10に原辰徳監督が客員教授を務める国際武道大で特別講義が開かれたのですが、その中でも監督復帰について言及する場面がありました。

質疑応答では、学生から「また監督をやる意欲は?」と問われた原氏

「野球への情熱はまだまだある」と答え、「環境が整えば」と心境を語った

おっさん
なんだか監督復帰の機運が高まってきた感じがするな!

最近では、2017年から「Fun! BASEBALL!!」という日テレの番組での解説者として活躍していて、若干表舞台に復帰してきた感はあります。

「原さんがまた巨人に監督復帰すれば、巨人は強くなれる」と信じているファンも根強いですし、今後の動向が気になるところです。

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