「ひろみちお兄さん」と言えば、平成初期の子供たちに大人気だったたいそうのお兄さんです。
実は、弘道お兄さんの私生活も素敵なエピソードがたくさんあるんです。特に、奥さんである佐藤久美子さんとの関係は愛に溢れていて、本当に仲睦まじい夫婦!
このブログでは、2人の馴れ初めや、佐藤久美子さんがひろみちお兄さんのどこに惹かれたのか、そして子供たちとの素敵な家族生活についてご紹介していきます。
ほっこりエピソード満載なので、ぜひ最後までお楽しみください!
目次
ひろみちお兄さんの奥さんは佐藤久美子!
出
典:Instagram
佐藤弘道さんと奥さんの佐藤久美子さんは、同い年です。
結婚30年目を迎えたお二人は、今も変わらずとっても仲良し!
結婚記念日には必ず夫婦でお祝いをし、久美子さんの誕生日には家族揃って食事やケーキを楽しむなど、SNSやブログを通じて仲睦まじい様子が発信されています。
佐藤弘道さんが家族をとても大切にしていることが、その日常の発信からもはっきりと伝わってきます。
奥さん・佐藤久美子の職業
佐藤久美子さんは大学卒業後「テレビ体操(NHK)」のインストラクターをしていました。
現在は、佐藤弘道さんが設立した「有限会社SRCカンパニー」のスタッフとして働いており、「佐藤弘道のらくがきっ子体操クラブ」のインストラクターとして、夫の仕事を支えています。
ひろみちお兄さんと奥さん・佐藤久美子との馴れ初め
出典:Instagram
二人の出会いは日本体育大学の学生時代に遡ります。
二人は大学で体操部に所属し、同級生として切磋琢磨していました。
大学3年生の時、二人は共に体操部の役員に選ばれ、そこでの活動を通じて距離を縮め、恋愛関係へと発展していきました。
出典:朝日放送
大学で部活やサークル、同好会のリーダーを一緒にやると仲良くなるのは非常によくわかります。
役職の仕事をしてもお金が貰えるわけではなく、大変な思いをするだけで、酷い場合自分は手伝わないくせに文句だけ言ってくるメンバーも出てきたりします。
出典:Number WEB
そんな中でお互いに励まし合ったり、これが上手くいかなかった、これは上手く行った!なんて経験を共有していたら、恋仲に発展するのも当然ですよね!
楽しい青春学生生活を送っていたのだろうなと想像してしまいます。
奥さんはひろみちお兄さんのどこを好きになったの?結婚の決め手
佐藤久美子さんが魅力に感じたのは、佐藤弘道さんの一見チャラい外見とは裏腹に、どこか古風で誠実な一面だったそうです。
久美子さんは当時、佐藤さんのことを「日焼けしていて、スキーやサーフィンなどスポーツに夢中なチャラ男」という印象を持っていたそうです。
しかし、大学3年生のとき、偶然にも二人が体操部の役員として一緒に活動する機会があり、そこで佐藤さんの内面に触れることになります。
佐藤弘道さんの見た目とは裏腹に、几帳面で、細かいところまできちんとしている姿に驚いた久美子さん。競技の後、汗まみれになった服を一つ一つ丁寧に畳んでいる姿に特に感銘を受けたそうです。
佐藤弘道さんの細やかな性格と、外見とのギャップが、久美子さんにとって結婚を決めた大きな要因だったのです。
また、佐藤弘道さんの育ちの良さも彼女にとって魅力的でした。
たとえば、おやつの食べ方にまで気を配っていて、礼儀作法にも厳しかった彼の家庭環境が、他の同世代の男性とは違う新鮮さを感じさせたのです。
次第にそんな佐藤弘道さんに惹かれていき、いつしか目が離せなくなってしまったと久美子さんは振り返っています。
お二人は約5年間の交際を経て、1994年に26歳で結婚。プロポーズは意外にも久美子さんからだったそう。
女性からプロポーズするのは結構珍しいですが、奥さんは弘道さんの素敵な人柄に惹かれて「絶対にこの人と結婚したい」って思ったのでしょうね。誰にも取られたくない!と強く思っていたのでしょう。
ひろみちお兄さんは奥さんのことをどう思っていたの?
反対に、佐藤弘道さんは久美子さんのことをどう思っていたのでしょうか。
インタビューによれば、久美子さんの「ポジティブさ」と「明るさ」に心を動かされたことが大きかったようです。
若い頃の佐藤弘道さんは、物事を深く考えすぎてしまったり、ネガティブになりやすかったそうです。
そんな時、久美子さんはいつも明るく、元気いっぱいな性格で接してくれました。その明るさは、集団行動に慣れておらずに、多少孤立していた佐藤さんにとって、大きな救いだったといいます。
この時、佐藤弘道さんは「あ、この人といたら元気になれるな」と思ったそうです。
佐藤弘道さんは「下町のチャキチャキ娘」と当時の久美子さんを表現していました。笑
たいそうのお兄さん就任は奥さんのおかげ
佐藤弘道さんは元々、公立学校の教員を目指していたのですが、教員試験で失敗して挫折。日本体育大学を卒業後はスポーツインストラクターとして活動していました。
しかし、彼の父親がガンに罹ったことがきっかけで、インストラクターの仕事を辞め、家業である焼き鳥屋の手伝いを始めることになります。
その頃、当時交際中だった久美子さんは、NHKの「おかあさんといっしょ」のたいそうのおにいさんを募集しているという情報を入手しました。
彼女はその話を弘道さんに教え、オーディションを薦めました。
久美子さんの後押しを受けた弘道さんは、挑戦を決意し、オーディションを受けた結果、見事合格。これが佐藤弘道さんの運命を大きく変えました。
そして、その後は皆様ご存じの通り、「たいそうのおにいさん」として全国的に知られるようになりました。
ちなみに合格の理由は、「並んでいた時の姿勢が一番よかったから」だったそうです。日体大の体操部でみっちり練習してきた体幹の良さが、ここにきて生きたのかもしれません!
現在、佐藤久美子さんは佐藤弘道さんが運営する「らくがきっ子体操クラブ」の運営にも深く関わっており、夫を公私両面でサポートしています。
佐藤久美子さんは家庭だけではなく、佐藤弘道さんのキャリアもしっかりと支えていたのですね。
ひろみちお兄さんと奥さんの結婚は極秘だった【三禁の掟】
佐藤弘道さんと久美子さんは、たいそうのお兄さんに就任してから2年後に結婚していますが、当時はその事実を公にすることができませんでした。
それは、NHK「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんやお姉さんには、厳格なルールが存在していたからです。このルールは「三禁」と呼ばれ、彼らに対する大きな制限となっていました。
- 車の運転をしてはいけない
- 海外旅行や激しい運動をしてはいけない
- 恋愛をしてはいけない
このような厳しいルールがあったので、佐藤弘道さんは久美子さんと結婚していたものの、それを公表することはできませんでした。
特に「恋愛禁止」の掟があったため、体操のお兄さんでいる間、ひろみちお兄さんの結婚は完全に隠されていたのです。
ひろみちお兄さんが体操のお兄さんを卒業してから約10年後、ようやく結婚の事実を明かすことができました。当時は「ひろみちお兄さん」として全国のお母さんたちのアイドル的存在であったため、結婚を発表するのは非常にリスクが高かったと考えられます。
もしその事実が公表されていれば、久美子さんにも様々な影響が及んだかもしれません。
とはいえ、佐藤弘道さんと久美子さん夫婦は、その厳しい三禁のルールをうまくかわして楽しんでいたという一面もありました。
実は当時も車を運転したり、スキーや旅行を楽しんでいたことを後に明かしています。そのエピソードを聞くと、当時の彼のユーモアと機転の良さが感じられますね。
ひろみちお兄さんと奥さん・佐藤久美子の夫婦仲
出典:ABEMA TIMES
佐藤弘道さんと奥さんの久美子さんは、非常に仲睦まじい夫婦です。特に家族のイベントやお祝いごとを大切にしており、その様子がSNSなどでもよく伝わってきます。
たとえば、久美子さんの誕生日には、佐藤さんは「昨日は妻の誕生日!」と報告し、息子たちと一緒に白のスポーツタイプの腕時計をプレゼントしたことを明かしています。
この時計は、体操指導の際にも着けられるようにという久美子さんのリクエストに応えたものだそうです。
家族との時間を大切にする佐藤さんは、家族で外食を楽しんだり、仲の良い姿をSNSに投稿しており、その投稿からは、温かい家庭の様子が伺えます。
また、佐藤さんが設立した「有限会社SRCカンパニー」では、久美子さんだけではなく、長男の文哉さんも働いており、家族一丸となって事業を支えています。
夫婦としてだけでなく、公私ともに支え合い、家族で協力し合う佐藤家。ひろみちお兄さんと奥さん・久美子さんの仲の良さは、日々の生活や仕事を通じてますます強まっているようです。
脊髄梗塞から下半身麻痺になった夫を支えた久美子さん
出典:ytv
2024年6月13日、佐藤弘道さんは自身が脊髄梗塞を発症して下半身麻痺になったことを直筆メッセージで公表しました。
このニュースは多くのファンや関係者に大きな衝撃を与え、世間では心配の声が広がりましたね。
佐藤弘道さんは当時、レギュラー番組を持っており、2週連続で体調不良を理由に休むこととなってしまい、病気を隠し続けることはできないと判断し、事務所とも相談したうえで、6月13日に自らの言葉で病状を公表しました。
発症から最も近くで佐藤さんを支え続けたのが、妻の久美子さんです。
突然の病に直面し、久美子さんも大きなショックを受けましたが、常に佐藤さんを励まし、献身的にサポートを続けました。
3か月に及ぶリハビリ期間中も、久美子さんは佐藤さんの回復を強く願い、一緒に前を向いて歩んでいきました。
佐藤弘道さんは、リハビリを支えてくれた家族やファンからの応援メッセージに感謝の意を述べています。
病院で看護やサポートをしてくれた若いスタッフが、かつて佐藤さんが「おかあさんといっしょ」で体操のお兄さんを務めていた頃に接した子どもたちだったというエピソードは、佐藤さんにとって大きな励みになったようです。
また歩けるようになりたい一心で、リハビリに懸命に取り組み、専門スタッフが今日はこれで終わりにしましょうと伝えても、「あと5分だけやります!」と厳しいリハビリを続けており、病院スタッフからは「鬼の佐藤さん」と呼ばれていた逸話も残っています。
出典:X
2024年10月には、おかあさんといっしょ!65周年を記念した番組が放送されました。その番組には、なんと回復したひろみちお兄さんが登場しており、SNSでは大きく話題となりました。
下半身麻痺から3ヶ月という驚異的なスピードでここまで復活できたのは、厳しいリハビリを積極的にこなしてきたひろみちお兄さんだからこそでしょう。
そして、それを陰で支え続けた奥さんの久美子さんの力があったのだと思います。
復活といっても、ひろみちお兄さんが激しく動いたり踊ったりするシーンは無く、ダンスは佐藤弘道さんの体調を考慮して、着座で行われていました。
3人は立って踊り、2人は座ったまま上半身だけ踊る、といった構成になっていたりと、ひろみちお兄さんに無理をさせないように作られていました。
それでも、ひろみちお兄さんの明るい笑顔が見られて、歓喜するファンが多く見られました。
出典:X
ひろみちお兄さんは、1993年4月から2005年4月の期間、第10代たいそうのお兄さんを務めました。
その年数は、12年間。他のお兄さんお姉さんはもう少し短い期間で代替わりをしているので、ひろみちお兄さんの人気っぷりがここからも分かります。
この期間に、おかあさんといっしょをリアルタイムで見ていた子どもたちは、現在ちょうど子供をもうけてお父さんお母さんになり、子供と一緒におかあさんと一緒を見ている世代です。
出典:X
そんなこともあって、ひろみちお兄さんからの「おおきくなったテレビのまえのおとうさんおかあさんも!」というコメントに感動して涙する人が多数…。
SNSでは感涙のコメントに溢れていました。
ひろみちお兄さんと奥さん・佐藤久美子の子供は2人
出典:Instagram
佐藤弘道さんと久美子さんの間には、二人の子どもがいます。
長男は佐藤文哉さんで、次男は佐藤友哉さん。二人とも、両親の影響を受けて、スポーツや体操に親しむ環境で育ちました。
長男・佐藤文哉
長男の佐藤文哉さんは、父・弘道さんの体操クラブで指導を受けながら、体操の技術を磨いていました。
文哉さんは、小さい頃から父の姿を見て育ち、自然と体操への興味を持つようになったそうです。最近では、SNSでもその成長を報告する姿が見られ、ファンからも注目されています。
両親と同じ日本体育大学を卒業し、現在は久美子さんと一緒に「佐藤弘道のらくがきっ子体操クラブ」でスタッフとして働いています。
次男・佐藤友哉
出典:X
次男の佐藤友哉さんも、同じく日体大を卒業しています。
社会人の年齢ですが、長男と同じように父親の会社では働いていないようです。
高校時代には野球にのめり込み、甲子園を目指して青春をしていた過去があるので、野球関連の仕事に就いているかもしれないとネット上ではいわれていました。
親子仲も非常に良好そう
出典:Amebaブログ
このように、家族のイベントでは度々SNSやブログに登場しており、兄弟仲も親子仲も非常に良好であることが伺えます。
それにしても、長男も次男もカッコいいですね。スポーツ万能でイケメンなんて羨ましいです!
家族全員、誕生日は毎年お祝いしているそうです。
家族でゴルフに出かけたりもするそうで、アクティビティもスポーツなのはさすが。
佐藤弘道さんは、下半身麻痺からの回復戦が未だ継続中ではありますが、どんな困難も家族の強い結束力で乗り越えていくのでしょうね。