インテリ芸人としてクイズ番組や情報番組のコメンテーターなどマルチに活躍中のカズレーザーさんは、頭の回転が速くて賢く、異常な程のポジティブ人間ですよね。
一体どういう環境で育ったら、ああいう大人になれるんだろう?と疑問に思う方も多いようです。
今回は、カズレーザーさんの生い立ちや家庭環境について調べてみました。
目次
カズレーザーの生い立ち
カズレーザーさんの本名は、「金子和令(かねこかずなり)」といいます。
元々「カズレーザー」になる前は「カネコ」と芸名を名乗っていました。漢字が「和令」だったため、元号が「令和」に決定された際、多少話題にもなりました。
埼玉県加須市に生まれる
カズレーザーさんは1984年7月4日、埼玉県加須市に生まれました。
幼少期のカズレーザーさんは、とっても明るくて元気な男の子だったそうです。
加須市立樋遣川小学校
小学校名 | 加須市立樋遣川小学校 |
学校所在地 | 〒347-0005 埼玉県加須市下樋遣川427 |
最寄駅 | 加須駅(東武伊勢崎線) |
公式HP | 樋遣川小学校公式ページ(加須市) |
カズレーザーさんは1991年4月に加須市立樋遣川(ひやりかわ)小学校に入学し、1997年3月に卒業しました。
当時から兄弟仲はかなり良く、頻繁に遊んでいたそうです。3人兄弟の次男だったので、お兄ちゃんには可愛がってもらっていたようですよ!
明るく元気な小学生時代を過ごしました。
加須市立加須北中学校
中学校名 | 加須市立加須北中学校 |
学校所在地 | 〒347-0003 埼玉県加須市上樋遣川4128 |
最寄駅 | 加須駅(東武伊勢崎線) |
公式HP | 加須北中学校公式ページ(加須市) |
無事に小学校を卒業したカズレーザーさんは、1997年4月に加須市立加須北中学校へ入学、2000年3月に卒業しました。
加須市立加須北中学校は、加須市内で最も生徒の数が少ない中学校です。豊かな自然に囲まれた環境でのびのびと過ごしたのでしょう。
中学校時代は吹奏楽部に所属して、トランペットを担当していました。
吹奏楽の中でも最も目立つ楽器であるトランペットを選択するあたり、この頃からかなりの目立ちたがりだったのかもしれませんね。学校では、男子からも女子からも人気があったそうです!
埼玉県立熊谷高校
高校名 | 埼玉県立熊谷高校 |
学科 | 普通科(全日制) |
偏差値 | 67 |
学校所在地 | 〒360-0812 埼玉県熊谷市大原1丁目9-1 |
最寄駅 | 熊谷駅(JR高崎線線) 石原駅(秩父鉄道) |
公式HP | 埼玉県立熊谷高等学校 |
カズレーザーさんの出身高校は、埼玉県立熊谷高校です。毎年、有名大学に多数合格者を輩出している偏差値67の進学校です。2004年4月に入学して、2003年3月に卒業しました。
- 元文化庁長官の佐々木正峰さん(東大法学部)
- 衆議院議員の森田俊和(早大)
- NHKアナウンサー池田耕一郎さん(京大工学部)
- NHKアナウンサー増田卓さん(慶應法)
等々、数々の著名な有名人が卒業している高校です。
自由な校風で制服がない学校として有名で、この頃からカズレーザーさんは全身赤の服装で過ごすようになりました。赤い服しか着ないことから、クラスでは「レッド」と呼ばれていました。
ちなみに全身赤い服を着るようになったきっかけは、「宇宙海賊COBRAコブラ」の主人公に憧れたり、「デヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)」に憧れたりした結果だそうです。
こちらはカズレーザーさんの高校時代の部室の画像です。黒い上着を羽織って赤いトップスを着て、金髪オールバックで麻雀を打つ姿は、かなりやんちゃに見えます。
見た目は不良っぽいですが、これでも偏差値67の進学校で東大合格者も輩出しているような教育環境なのですから驚いてしまいますね!
高校の卒業アルバムのカズレーザーさんの写真も残っています。赤いアロハシャツのような洋服を着ています。こちらの写真は髪を暗く染めているため少し幼く見えますね。
勉強はだいぶサボってしまったそうですが、サボったにもかかわらず現役で同志社大学に合格しました。
サボらなければ東京大学に行っていたとインタビューで語っていたことがあり、そのことに関しては多少後悔しているそうです。
同志社大学商学部
大学名 | 同志社大学 |
学部 | 商学部 |
偏差値 | 65 |
学校所在地 | 〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 |
最寄駅 | 今出川駅(地下鉄烏丸線) 出町柳駅(京阪線) |
公式HP | 同志社大学 |
カズレーザーさんは現役で同志社大学商学部に合格し、2003年4月に入学しました。留年もせずに真面目に単位を取得して、2007年3月に卒業しました。
喜劇研究会に所属し、この頃からお笑いに目覚め始めます。同じ研究会にいた人と「フルハウス」というコンビを組んで活動していました。
相方はなんと、「さらば青春の光」の東ブクロ(東口宜隆)さんでした。
在学中は、大学内の漫才大会では優勝したこともあったそうですが、2003年に挑戦したM-1グランプリでは1回戦敗退をしてしまいました。他に、ナベプロや吉本のオーディションを受けるも不合格。
学内ではそれなりに活躍していたものの、一歩外に出たら通用せず、実力の差を感じるばかりした。
ワタナベコメディスクールのお笑いコンテストに参加するも、敗退。そのコンテストで優勝したのは、年下の現役高校生コンビ(ハライチ)でした。
なかなか将来が見えなかったこともあり、卒業が近づくにつれてフルハウスはほぼ自然消滅する形で解散してしまいます。
大手銀行の内定を辞退して芸人の道へ
その後、一旦は就職活動をして無事に大手銀行の内定をゲットしましたが、「とにかく働きたくない」という気持ちから内定を辞退します。
「労働」という言葉が嫌いで、お金が無いなら無くても良いと考えていたそうです。
そして芸人を本格的に目指して養成所「TOKYO☆笑BIG」に4期生として入学、卒業後はサンミュージック所属のピン芸人として活動していました。
鳴かず飛ばずでそのまま6年間が過ぎました。
メイプル超合金を結成
そしてついに2012年、事務所に勧められて安藤なつさんと「メイプル超合金」を結成します。ここがターニングポイントとなり、現在の活躍へと繋がっていきます。
ピン芸人としては全然売れず、本人曰く、スベリ続けてて1秒も笑いが起きないままだったカズレーザーさんは、ある日マネージャーに呼び出されました。「ピンでスベリ続けて死ぬか、コンビを組むか」と迫られたそうです。
そのタイミングで、安藤なつさんに目をつけました。
「デケーやつは面白い!」と何故か思っていたカズレーザーさんは、安藤なつさんの興味を引くために、ライブのエンディングで安藤なつさんに小外掛けをして物理的に倒しました。ライブ後に、安藤なつさんの楽屋にやってきたカズレーザーさんは、「コンビ組みません?」と勧誘したのでした。
楽屋に突撃された安藤なつさんは、カズレーザーさんが謝りに来たと思っていたのに、まさかのコンビ勧誘に驚いたそうです。
色々と理由をつけて断る安藤なつさんに対して、カズレーザーさんは「そういうのもありますよね!そういうのもありますよね!」と言い続け、永遠に続く水掛け論に根負けした安藤なつさんが最終的に了承して、メイプル超合金が結成されました。
M1グランプリ決勝進出
メイプル超合金は、2015年のM-1グランプリで決勝進出を果たしました。ネタ順で1番を引いてしまったこともあり、優勝に届くことはありませんでしたが、しっかりと爪痕を残しました。
翌年も出場したものの、準決勝敗退。
以後は出場していませんが、テレビの仕事はこの頃から大幅に増えていきました。
カズレーザーの家族
カズレーザーさんの家族構成は、父親・母親・兄・カズレーザー・妹の5人です。これだけとんでもない芸人を育てた家庭環境はどんなものだったのでしょうか。
カズレーザーの父親は元自衛隊の公務員
カズレーザーの父親は元公務員です。2016年8月28日のサンデージャポンで父親について言及した際、職業は公務員であると公表しました。
カズレーザーさんは自衛隊好きで有名なことから、公務員の中でも元自衛隊なのではないかと噂されていますが、詳細は明らかにされていません。
現在は退職済みで、実家のイチゴ農家を継いで経営中です。こちらは2016年4月号「Myojo」にて公表された情報だそうです。
元公務員ということもあって、父親はとてもお堅い人だそうです。メールの文章も堅くて、身内に対してもビジネス文書のように送ってくるのだとか。
ある日父親から、件名に「懸念」と記され、「最近発言に下ネタが多いように見受けられます」と記載されたメールが届いたとコメントしていました。
件名の「懸念」には、若干お笑いセンスを感じます。笑
ただ、ずっとお堅いわけでもないようです。ある日、突然父親から「作成中のジグソーパズルがルンバに食われた!」と半泣きで電話がかかってきたこともあったそうです。
別にいちいち報告するようなこともでもないので、何か理由をつけて息子と話したかったのでしょうか。
お堅いのかフレンドリーなのか、よくわからなくて面白いご家庭ですよね。
カズレーザーの母親も元公務員で館林出身
カズレーザーさんの母親は群馬県館林出身です。
群馬県桐生市のボートレース場で行われた「ドラキリュウナイターお笑いライブ(2018年4月8日)」で、「母方の実家が館林なので群馬は来たことがあり、馴染みがある」とコメントしていたことがあります。
母親も元公務員です。両親とも同じ公務員ということは、職場恋愛で結ばれたのでしょうか。
お母さんはカズレーザーさんの大事な局面で、いつも「こぶ観音」にお参りに行っているそうです。息子の成功をお祈りする優しいお母様ですね!
ちなみに「こぶ観音」は、安産関連のお寺だそうです。ちょっと色々とずれている気がしますが、あまり細かいことは気にしないタイプのお母様なのかもしれません。
お堅いの父親と、割とおおらかな母親との間で、甘えさせてもらいながらのびのびと成長した結果、現在のカズレーザーさんが完成したのですね!
カズレーザーの兄は既婚で息子が1人
カズレーザーさんにはお兄さんがいます。お兄さんは既に結婚されていて、息子が一人います。カズレーザーさんから見ると甥っ子にあたります。
甥っ子はメイプル超合金のファンで、実家に帰ると一緒にメイプル超合金ごっこをして遊ぶこともあるんだとか。本人を交えて遊べるなんて贅沢な遊びですよね!
カズレーザーさんは甥っ子のことをかなり可愛がっているそうです。
カズレーザーさんが現在39歳なので、お兄さんは40代でしょうか。芸能関連の仕事をしているという情報は特になく、一般的な会社員として働いている可能性が高そうです。
カズレーザーの妹はえみさん
カズレーザーさんには妹もいて、お名前を「えみ」さんというそうです。年齢は30代でしょうか。
兄弟3人ともかなりの仲良しで、みんなでディズニーランドに行って遊ぶこともあると語っていました。
プライベートでも平気で全身赤で過ごしているカズレーザーさんですが、妹さんは目立つのが嫌いで、やめて欲しいと伝えているようです。
妹さんと一緒に出掛けるときだけは、普通のパーカーとジーンズというノーマルな姿になるそうです。
高校時代から続けている全身赤い服のトレードマークを、妹のために簡単に辞めていることから、「もしかしてシスコンなのでは?」と噂もされています。
ちなみに妹さんが好きな芸能人はメイプル超合金ではなく、サンドウィッチマンと東京03だそうです。