ナイナイの岡村隆史さんといえば、お笑い芸人の超有名人。土曜日のめちゃイケは、もうすぐ終了しちゃうけど、バラエティー番組界に確実に足跡を残してきた一人です。

芸人さんって、番組収録中は自分を奮い立たせておもしろくするために頑張っているけど、プライベートはまた違います。

テレビでの姿からは想像もできないような、大きな闇を抱えていることもある。テレビでの元気な言動は演技であることが多いのです。

芸能界は通常の職場とは比較できないほどのストレスがたまるだろうし、その重圧はとんでもないくらい大きなものです。そして、それにやられて頭がパッカーンと行ってしまった」のが、岡村隆史さん。

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岡村隆史の病気、本当のこと知ってる?休業の真相&原因「芸能界辞めようと思っていた」

岡村隆史×プロフェッショナル 仕事の流儀 31日再放送。休業中の話も https://t.co/GMj2oolheS pic.twitter.com/VRB7UxreNG

— たけ (@Take_1974) 2015年10月27日

岡村隆史さんは今から5年前の2010年、映画や一人舞台で多忙を極め体調が悪化。6月5日に体調不良を訴え、舞台の延期、オールナイトニッポンとめちゃイケなどを欠席しました。

その後、7月にいったん復帰したものの体調不良は治らず長期の休養に入り、5ヶ月後の11月24日収録27日放送のめちゃイケにて復帰を果たされました。

岡村さんは休養に入って、一旦復帰したものの再び長期休養へ入ってしまいました。周りの芸人仲間にも、相当心配されていました。

体調不良で療養に入るという報道はあったのですが、その真相&原因は明らかにされないままでした。が、岡村隆史さんが復帰後の番組で休養のことを自ら語ったのです。

休養の原因は「うつ病」と推測

番組の中では、はっきりと「うつ」だとは言っていなかったのですが、丸岡いずみさんのうつ病経験と比べられたり、岡村さん自身も「パッカーン」となったとコメントしていたり、番組の流れから、うつだと考えられます。

「ぼくは1回、思いっきり逃げたんですよ。自分で決めた仕事がうわ~ってなって、寝れなくなって、完全に仕事ができなくなって、その時はやめようと思いましたもん、芸能界。

その時は1人で全部やらなくちゃいかん、と思い過ぎていた。気が付いたら寝ないで2日たっていた」

番組の中で、静かに真剣に語る岡村さんの様子は人間味があって、心を打たれた人も多いのではないでしょうか。

岡村さんがうつになった原因はどこにあったんだろう?繊細な性格、女性関係が原因説

繊細で真面目な性格の人がうつになりやすいとはよく言われます。中年に差し掛かった時に、ホルモンが変化。

しかも、中年は一番仕事に脂が乗り始める時期ですから、めっちゃ忙しい。そういった原因が複合的に絡み合って、うつを発症する人もいるそうです。

岡村隆史さんは、人気者の芸人ですしレギュラーが何本もあって、相当な激務だったはずです。休みもなく働き続け、おまけに職場では機嫌良く、そしておもしろくしていないといけない、その重圧はとんでもない大きさです。

人間(主に女性)関係の失敗が追い打ちをかけていた説

岡村隆史さんは、過去3人の女性関係が報じられたことがあります。そして、その女性らとはその後こじれたそうです。

彼女らと上手く行かなかったのも、色々と噛み合わない部分があって、最終的には岡村さんは女性を信頼できなくなってしまったようです。

「雛形あきこ」から愛の告白!?ドッキリだと気付かず本気にしちゃって、ショックを受ける

1人目はめちゃイケメンバーの雛形あきこさん。番組の中で岡村さんに愛の告白をするというドッキリ企画がありました。

ドッキリだと知らず本気にしてしまった岡村さんは、その後ショックのあまり番組の女性出演者たちと会話ができなくなってしまったようです

「葉月里緒菜」から本気の告白、しかしドッキリを疑う…ようやくその気になるも、女性は冷めてしまっていた

雛形さんとのいざこざから2年後、葉月里緒菜さんが岡村隆史さんに対して想いを伝えたそうです。どうやら葉月里緒菜さん側は、本気だったようです。

しかし、雛形さんの一件ですっかり女性を信用できなくなっていた岡村さんは、「またドッキリなのではないか」と強く疑ってしまって、本気に捉えていませんでした。

時間が経って、ようやく岡村さんはその気になったのですが、その時にはすでに、女性側の気持ちは冷めてしまっていました。

「熊田曜子」とお泊り自宅デートがフライデーされるも「家で鍋を美味しく食べただけで終わった」

噂によると、熊田曜子さんの方から岡村さんの方へアピールをしてきたようです。岡村さんも2人目のときに、モタモタしていて失敗したので、今回こそはと「お泊りデート」を決行しました!

フライデーにすっぱ抜かれて、大きく報道もされました。しかし「お泊り」では、マジで何もなかったようです、、

後々笑い話として、この事件の真相が岡村さんの口から語られていましたが、勇気が無くて本当に「家で鍋を美味しく食べただけ」だったそうですww 岡村さんマジかwww

ちなみに、熊田曜子さんは他の芸人さんにも同じように色々やっていたことが判明。いや、フィクションですよ?私の妄言です、ええ。

岡村さんは、3人目でどーんとショックを受けて、女性関係のいざこざは終了しました。

矢部も驚く岡村隆史の症状、岡村さんどんな風になっちゃったの?岡村を支えたのはやっぱり矢部だった

文春では、休養の原因は「うつによる身体の変調」と報じられました。具体的な症状は、ふさぎこんだり、吐き気・頭痛、急なパニック障害。典型的な心の病の症状ですね。

不眠の症状にも悩まされていて、激務でかなり疲れているのにも関わらず、一睡もできない日が数か月も続いたそうです。

そして、眠れなければ疲れが取れません。そのせいで、通常では考えられない、意味不明な言動が現れていたのです。

「休みましょう」ついに矢部から強制的な休養宣告→必死に抵抗する岡村

その光景を間近で見て、矢部さんは岡村さんを休養させることを決断。大谷マネージャーの勧めもあり検査入院し、半ば強制的に休ませるかたちになったそうです。

激務が続き、憔悴しきりながら仕事を休もうとしない岡村さんを見かねた矢部さんは、フジテレビでスタッフも見守る中「休みましょう」と休養を勧めたそうです。

しかし「休養だけはしない」と仕事の継続を岡村さんは懇願しました。

どう考えても様子がおかしいですよね。矢部さんは、これまで岡村さんと一緒にコンビとして活動してきた相方ですから、もちろんこの先もずっと活動して欲しいと思っているはずです。仕事をやめて欲しいなんて絶対に思っていない。

ですが、岡村さんのあまりの憔悴っぷり、そして気が動転している様子を見かねて、休養させることを決意。

岡村さんは必死に抵抗したそうですが、矢部さんのみならずスタッフにも押し切られ、ついに休養に入りました。

「ほんまに芸能界やめようと思ったんですよ。もういいや……と思って」

精神面での壮絶な闘いがあったのだということがわかります。矢部さんを始め、多くの人に支えられていたことがわかります。

「まだ独身の岡村さん…もうこの際養子で矢部家に来ます?(笑)」というコメントにも表れているように、矢部さんも相方である岡村さんを懸命に気遣っていた様子がわかります。

高倉健さんが岡村に伝えた言葉「辞めたらだめ、続けている奴が勝ち」大きな支えに

その他にも大物芸能人の応援がありました。高倉健さんとのエピソードは有名です。岡村さんは療養中、高倉健さんの言葉が大きな支えになっていたそうです。

2000年の日本アカデミー賞授賞式にて、岡村さんが「高倉健さんのような俳優になりたい」と発言したことから、2人の付き合いは始まりました。

休養中、留守番には高倉健さんからの励ましのメッセージが入っていたそうです。

岡村さんが復帰後は、「あなたへ」の出演を依頼。そして、その撮影中にこんな言葉をかけました。

「(仕事を)辞めたら辞めたで終わりだからな。辞めたらダメだ。何があってもやらないと。何があってもやる。続ける。命あるかぎり。辞めたらダメだ。続いているやつが勝ちなんだ」

飲み友達の大泉洋に「やばい顔」と言われ病院へ行った岡村さん|仲良しだからこそ、いち早く気付いた

時系列は不明ですが、岡村さんは飲み友達で仲良しな大泉洋さんに、病院に行った方がいいと強く勧められて受診をしたそうです。

普段から仲良しの大泉洋さんだからこそ、いち早く異変に気が付いたのかもしれません。

ちなみに松本人志さんとの不仲説とかあるけど

松本人志さんは岡村さんのことを「扱いづらい後輩」だと思っている、との不仲説が以前からあり、これも原因のひとつなのではないかと言われることもあります。

さすがにこれは、どうしようもないデマでしょうね。

「統合失調症」の可能性|半年で復帰したことから病名は「うつ病」と推測

はっきりとした病名が発表されたわけではありませんので推測の範囲を出ませんが、おそらくは「うつ病」です。岡村さんは休養してから約半年で復帰しました。

通常、うつもそれくらいの期間で復帰することが多いです。反対に、統合失調症は数年単位でゆっくり治癒していくものなので、半年での復帰は難しいでしょう。

そのため、岡村さんは統合失調症だったとまではいえないだろうと推測されています。

【休養中エピソード】さんま「とにかく、笑って過ごせ!」岡村「笑えません」

休養に入り、岡村さんは気持ちが沈みに沈み切っていました。普段の様子からは、心の病になることが想像できないキャラクターでしたので、周りの芸人さんたちは驚いたようです。

そして同時に、とても心配されました。大御所と言われる先輩方からも、個別に心配の言葉が寄せられていました。

その中でも休養中のエピソードとして、さんまさんとのやり取りが話題になったことがあります。

その当時さんまさんのことが本当に苦痛だったようです。岡村さんは当時『サタデー・ナイト・ライブ JPN』でさんまさんと共演していました。

今でこそ共演者としてさんまさんのテンションの高さは、岡村さんにとって救いになっているのですが、休養前の精神状態が追い詰められた状況の時は、その“テンションの高さ”が岡村さんを苦しめていたそうです。

岡村さんが体調を崩していると聞いたさんまさんは、岡村さんに電話。

「大丈夫か?とにかく、笑って過ごせ!」と励ましたのですが、精神的にまいっていた岡村さんからは「笑えません。」との返答が…

さんまさんも良心で言った言葉なのですが、かえって岡村さんに負担をかける結果になってしまった、というエピソードがあります。

これは、ますます心配になってしまいますよね。しかし、なんとか岡村さんは回復し、そして復帰を果たします。いや~ほんとによかった。

静岡の国立がんセンター病院で目撃証言|がんと性病の噂、さすがにこれはデマだろ。

岡村さんが長期入院となったときに、「実は重い病気なのではないか?」という憶測が飛び回ったことがあります。報道では、休養の病名がはっきり伝えられませんでした。

真相が不明なときって、逆にみんなが勝手な推測をしちゃって混乱するものなんですよね。そういうのって、災害時に顕著だったりしますが。

そして、そのデマが広まってしまったと。

うつで通院していた病院は千葉県鴨川市の精神科病院か?

岡村さんが通院していた病院名が気になる人も多いようです。興味本位というよりも、自分もうつ病だから、岡村さんみたいに回復できるなら同じところに通いたい、っていう意見がありました。

一応、目撃情報として、このような話があります。

「千葉県鴨川市の病院で見た」

「千葉の専門科のある病院の個室に入っていた」

復帰後のエピソード|岡村さんの「うつ」が再発する可能性ってどれくらい?回復から、7年が経過。

精神病は再発率がかなり高いんですよね。調べてみたところ、うつ病の再発率はこのようになっています。数字を見ても分かる通り、結構な数字です。

  • 10カ月以内で40%
  • 5年以内で41~75%
  • 10年以内で58%
  • 15年以内で85%
  • 25年以内で80~88%

一応、岡村さんは復帰してからすでに7年経っていますから、経過はそれなりに順調なのでしょう。

うつを経て、考え方が変わった

うつになるくらいですから、休養前は本当に責任が強くて「芸人なんだからすべったら終わり」「笑いは自分が取らなくてはいけない」と自分を常に責める、行き過ぎたストイックでした。

しかし、うつを経て戻ってきた岡村さんは、「すべってもいいんだ、自分だけが悪い訳じゃない」と楽に考えられるようになりました。

微妙な空気になっても、割と平気でいられるようになったことは、心の健康のために非常に良いことです。器が大きくなったのだと思います。

岡村さん、現在はうつ再発対策として可愛い水筒片手に漢方薬を煎じて飲んでいるらしい

うつ病に「完治」は無いらしく、再発はよくあることです。そして、先ほど書いたように、うつ病の再発率はかなり高いです。

そのためか、岡村さんは現在も漢方薬を1日3回飲んで気持ちを落ち着かせているようです。再発の対策をきちんと取っているのかもしれませんね。飲んでいる可能性がありそうな漢方はこれらですかね。

  • 香蘇散(こうそさん)
  • 柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  • 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

岡村さんのラジオでも漢方薬について触れていて、

朝家を出る1時間半前に起床し、漢方を煎じることから1日が始まります。持ち運びができるよう水筒へ入れ、常に飲んでいた

ということだそうです。ちなみに、岡村さんが持ち歩いている水筒は可愛いんだとかなんだとか…(笑)誰が広めたんでしょうね。

色々心配された岡村さんでしたが無事復活し、現在もなお芸能界で大活躍中です。よかった、よかった。

同じようにうつ病になって休養した芸人さんに、キングコングの梶原雄太さん【キングコング梶原雄太】うつ病失踪の原因・理由、真相を探る)もいますよね。やはり、芸人さんというのは、相当なストレスのかかるお仕事なのだろうと思います。

バラエティで活躍してくれるのは視聴者からすれば嬉しいのですが、体と心を大事にしながら、今後は無理はしない程度に頑張って欲しいですね。

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