演歌歌手として紅白歌合戦にも毎年出演している天童よしみさん。そんな天童よしみさんは韓国人なのでは?と噂されています。
そしてその理由が「珍島物語」にあると言われています。そして、その「珍島物語」にはとても深い意味が込められていたのです。
天童よしみは韓国人ですか?出身地は和歌山県田辺市
大物演歌歌手としていまだに人気を誇っている天童よしみさんですが、在日の韓国人ではないのか?と噂されています。なぜ天童よしみさんが韓国人だと噂されるようになったのでしょうか?
その理由の一つと言われているのが「天童よしみさんの顔」なんです。天童よしみさんは目が細めで見方によっては韓国人系の顔をしているようにも見えなくはない、ってところですね。
天童よしみさんの顔の特徴としては、やはり目が細いのがポイントですね。演歌歌手としてステージに立つときには、ばっちりメイクの濃い目元になっています。目が細いというだけで、韓国人なのでは?と言われてしまうのはちょっと気の毒ですよね。日本人の方で目が細くて一重の方はたくさんいます。それだけで韓国人と断定するのはできないですね。
では、天童よしみさんの出身地について調べていきましょう。
天童よしみさんの出身は和歌山県田辺市です。
出身は和歌山県だそうですが、4歳の時に父親の仕事の都合で和歌山県から大阪府に引っ越しました。天童よしみさんというと、どうしても大阪の人のイメージでしたが、出身は和歌山県だったんですね。
ってことはますます純日本人の可能性が高いですよね。ご両親が韓国人なのですかね?
父親は吉田義行さんといい、和歌山県内のバス会社で運転手として働いていましたが、結婚後に大阪のタクシー会社に転職します。これが吉田家が大阪に引っ越した理由となります。
父親は歌やサックスが趣味だったみたいで、その影響で天童よしみさんも歌が好きな少女に育っていったみたいですね。そんな父親の義行さんと夕食後にワンツーマンの歌の練習が毎日の日課となっていたとか。
天童よしみさんの母親は吉田筆子さんといいます。こうしてみると、父親も母親も日本人です。ということは、天童よしみさんも純日本人ということになります。天童よしみさんが韓国人というのはデマだったということでしょうか?
天童よしみ「珍島物語」歌詞に込められた想いを読み取る/”登場する国は韓国ですか?”
天童よしみさんが1996年に発売したシングル「珍島物語」の歌詞に込められた想いが話題になっています。一体どのような曲なのでしょうか?
タイトルにある「珍島(ちんど)」とは、朝鮮半島の西南端にある島のことで、海割れという自然現象が起こることで有名な島でもあります。
抽象的な歌詞内容でもあるため、深読みすれば、「朝鮮半島統一を願った歌詞の歌ではないか?」だのと、様々な推測が可能な名曲となってしまった「珍島物語」。
「珍島物語」が韓国にまつわる歌であったことが、天童よしみさんが韓国人なのではないかと言われてきた大きな理由となっているみたいなのです。
しかし、この曲の作詞も作曲も天童よしみさんは関わっていないのです。
よって、天童よしみさんの韓国人疑惑というのは深読みしすぎた人たちから発生したデマだったことがわかりました。
「珍島物語」に込められた意味
「珍島物語」には朝鮮半島統一を願った歌詞とは違った意味が込められていたのです。どのような歌詞なのでしょうか?
「珍島物語」の歌詞には、海が真っ二つに割れて島と島がつながる道ができることになぞらえて、南と北に分断された家族の再会を願う意味も込められています。 この思いが「ヨンドンサリの伝説」とつながって「再会」への願いになっているのです。
天童よしみさんの「珍島物語」は、離ればなれになった家族が神様の力で再開を果たすというのが、テーマになっているみたいです。そんな素敵な意味が込められているなんて知りませんでした。また、愛する人や家族とやむをえない事情により離ればなれになって暮らしている人たちを励まし、応援する歌でもあったわけです。
歌詞の一部を意味とともにみていきましょう。
霊登(ヨンドン)サリの 願いはひとつ
散り散りになった 家族の出会い
ねえ わたしここで祈っているの
あなたとの愛よふたたびと
離ればなれになってしまった方たちの待っている祈りや願いが込められている歌詞となっています。愛する人を想い待っている切ない想いがとてもよく伝わりますよね。愛する人ともう一度会わせて欲しいと神様に祈っている様子です。
遠くはなれても こころあたたかく
あなた信じて 暮らします
そうよいつの日か きっと会えますね
海の神様 カムサハムニダ
遠く離れていても、愛する人を信じて絶対にもう一度会えると信じて待っている歌詞となっています。信じることで、待っている人も強くいられます。とても悲しい切ない歌詞なんだなと思いました。
こんなにも強く強く信じることで、神様が力をかしてくれると信じて待っているんですね。やはり、強く祈ることは何にしても大事なことですよね。強く信じさえすればきっと願いは通じるんだと思います。
この「珍島物語」は朝鮮半島の対立ということではでなく、日本でいうと北朝鮮と拉致被害者との関係といった問題も暗に盛り込んでいるのかもしれませんね。そして、事情があって離ればなれになってしまった愛する人を想う、大切に思う気持ちがこもったとても素敵な歌詞になっていました。
これかた天童よしみさんの「珍島物語」を聞くときには、天童よしみさんの歌唱力に耳を奪われがちですが、歌詞にも注目して聞いていきたいですね。