アンガールズ田中さんは、高学歴芸人としてテレビで大活躍中です。広島大学を卒業されているんですが、なんと「首席卒業」だったとの噂があります。
高校時代は物理が得意で、理系（工学部）です。センター試験の物理は満点だったっていう話も聞きます。
本当なのか調べてみました。
目次
アンガールズ田中は広島大学を首席卒業したのか
アンガールズ田中さんの卒業大学は国立の広島大学です。国公立大学出身ですから、かなりの高学歴エリートです。
受験時代は1浪しています。現役時代には他の私立大学を志望していましたが、全滅。勉強漬けの浪人生活を予備校で過ごし、1浪で広島大学に合格しました。センター試験（今でいう「共通テスト」と同じ扱い）ではなんと物理満点だったそう。
浪人をしてしまったことで家計への負担を考えて、経済的な国立大学を選択したそうです。優しい方ですよね。
ただ、「首席」で卒業したという情報は出てきませんでした。田中さんが「高学歴」であるという話からエスカレートして「首席卒業」まで尾ひれがついてしまったのかもしれません。
アンガールズ田中の学部は工学部第四類（建築学課程）
田中さんは「広島大学工学部第四類（建設系）建築学課程」を平成11年3月に卒業されています。
広島大学の工学部は第一種～第四種まであります。
- 第一種（機械・輸送・材料・エネルギー系）
- 第二種（電気電子・システム情報系）
- 第三種（応用科学・生物工学・化学工学系）
- 第四種（建設・環境系）
建築は、広島大学の工学部の中でも偏差値が高い方です。前期日程で52.5です（参照：スタディサプリ）。共通テスト得点率は58％～84％です。
小学校の頃に実家の建て替えがあったことがきっかけで建築へ興味を持ち、在学中には建築構造の研究を行っていました。日本建築が専門分野だそうです。
高校時代から建築士を目指すようになり建築科へ入ったものの、芸人との両立は不可能であることから、この夢は諦めたそうです。
アンガールズ田中は大学時代に旅行サークル所属
田中さんは大学時代、旅行サークル（ボルケーノ）とヨットサークルに入っていました。旅行サークルなのに全員パスポートを持っていない人たちの集まりで、国内旅行専門だったようです。
週2でミーティングをし、いかに安く旅行をするかを議論して話し合うサークルでした。週2のミーティングを辞めてバイトをした方が旅行資金が稼げて、より色んな所へ行けたはずなのですが、当時は誰も気づかなかったそうです。
旅行サークルは大学問わず集まっており、そこで広島修道大学法学部国際政治学科に通っていた山根さんと出会います。当初はあまり気が合わなかったそうですが、お互いが東野幸治のファンだと知り、一気に意気投合して仲良くなりました。
ちなみにヨットサークルは、重いヨットを運ぶ際にケガをして出血した足を見て一気に白けます。
山育ちの田中さんは、マリンスポーツへの憧れはあったものの海が雑菌だらけで汚い場所だとも思っており、怪我したタイミングで部長に掛けられた「ヨットサークルと旅行サークルどっち取るんだ！」という思いやりのない言葉に冷め、「じゃ辞めます」とあっさり退部したそうです。
アンガールズ田中は大学院に行けるほど優秀だったし内定もあった
実は教授に誘われて広島大学の大学院受験までしていたそう。実際に院進はしませんでしたが、大学院入試には合格していました。おそらく「工学研究科」を志望していたと考えられます。成績優秀な学生だったんですね。
就職も考えていたため、就活もこなしており「旭化成ホームズ」の内定も獲得済みだったそう。
しかし、お笑いへの道を捨てることが出来ず、大学院合格も大企業内定もどっちも蹴り、上京してお笑い芸人を目指すことにしました。
片っ端から芸能事務所を受けるも落ちまくり、バイトしながら「ラスカルズ」として頑張るもすぐに解散してしまいます。
その後、粘り続けた田中さんは2000年にようやく山根さんとコンビを組み、ワタナベエンターテイメントに合格して事務所入りを果たします。アンガールズが誕生しました。
現在は広島大学アンバサダーに就任している（2016年～）
ちなみに田中さんは「広島大学アンバサダー」に選出され、就任しています。各業界で活躍する広島大学卒業生が選ばれ、広島大学の良さを広める役割を担うそうです。
越智は選出理由について「田中さんのお笑いは品の良さがあ」って、広島大学のイメージにも合致すると述べています。
人を落とすような笑いを絶対にしない田中さんは好感度が高く、イメージキャラクターに最適だったのかもしれません。
今後の活躍も楽しみですね。
