管楽器のYoutuberの中で力をつけてきているうっつー先生ですが、音楽業界となるとついてまわるのが「下手」とかいってくるアンチですよね。

うっつー先生は楽器演奏者の中ではだいぶ異端な存在(演奏×起業家のハイブリッドだから)で、業界やその周辺からあれこれ言われたり、相手にされなかったり、ついでに炎上したりしてなかなか大変な荒波に揉まれております

しかしながら、うっつー先生は現在まだ24歳なのでして、今後がかなり楽しみな人物でもあります。今回は「下手」だとか炎上騒ぎに関連して、うっつー先生の活動について考えてみたいと思います。

うっつー先生は下手なのか問題|夢や体験を売るときに、音楽の技能はそれほど重要ではないのではないか

俺は楽器は上手い下手関係なくその人個人が楽しめればそれでいいやーって考えなんだけど

多くを語ってうんちくたれて相手を見下す人ほどいざ一緒に演奏すると「お、、、おう」ってなる人多い

あまり好きではないタイプだ...

— うっつー先生@糖質制限1日目 (@tiger1tp) 2016年9月10日

うっつー先生は神奈川大学の出身で、音大を出ているわけではなく、音楽の専門家としての経歴があるわけではありません。

音楽業界ははたから見ていても、明らかにじわじわと現在進行形で沈みつつある業界です。特にクラシック業界は、完全にナナメな業界ですよね。

お客さんの立場からのコメントなので、業界の人がいたら流していただければよいのですが、関わりたい・応援したいと思えないんですよね。自己満足すぎます。

クラシックの演奏者の方々は、全然こっちを向いていないように感じます。どこに向けて、何を提供するために演奏しているんだろう?と感じることがあります。

そんな状況が如実に表れているのが、うっつー先生に対する「下手」批判です。

えっ、どう見てもどう聞いても素人でしょ。

確かに、音は出ている、だけど、リズム感悪いし、勢いだけで音や息の流れはスムーズでないし。

きちんとした人に習えばおそらく彼は上手になるとは思いますが。

ですが、怖いのは、そんな素人の方が素人に有料でレッスンしてて、楽器を選定してること…すごい世の中になりましたね。

最近の中高生は上手い下手の区別も付けられないのか...まぁうっつーの囲いって吹奏楽でも地区大会止まりだったり自称音大レベルの奴ばっかだもんな。類は友を呼ぶとはまさにこのこと

あの人が憧れ?うっつーはアマチュアだよ?しかもB管しか吹いてないんだよ。

もっとプロ聞きなよ。プロのリサイタルとか行ってみな。うっつーが憧れだったあなたが恥ずかしくなるよ

思うのですけど「音楽」って、長年の音楽教育を受けた人だけのモノなのでしょうか。

外から見ていて気持ち悪く感じるのは、その古い内輪ノリみたいなものがあるからだと考えます。

伝統的な教育(ex.音大を出る等)を受けていない人は、音楽を使って仕事をしたらいけないのでしょうか。なんだか業界の人たちがすごく傲慢に見えます。

世界狭すぎじゃないですか?演奏してお金をもらう、というのもビジネスの一つに変わりありません。

ビジネスというのは人を喜ばせて、その対価としてお金を受け取るものです。だから、どうしたら目の前の相手が喜んでくれるのかな?と考え続ける必要があります。

もちろん「演奏技術が素晴らしい!」という感動をあたえることで、相手を喜ばせるということもありますが、それは「すごい演奏技術を目の当たりにしたい」と思っている相手がいてこそ、価値を帯びるものですよね。

技術が求められている場面で技術を披露する、というのは良いのですが、求められてもいないのに、技術を披露されても「へぇ」となるだけです。

現在のクラシックの演奏会は割とガラガラなことが多くないですか?あんまりクラシックでパンパンになっている会場って見かけたこと無いのですけれども(あったらすみません)

それは「技術で魅せること」がそれほど求められていない時代に変わってきたということではないのでしょうか。

そんな時代の状況の中で「名前の通っている師匠に師事すべき」とか「音大できちんと学ぶべき」とか、仕事のできないサラリーマンみたいなことを言っているようでは、ますます斜陽の道を辿っていってしまいそうです。

音大を出て技術は素晴らしいけれども聴衆を湧かせられない奏者と、音大は出てないけど自分でビジネスモデルを組んで多くの人を巻き込んで楽しませている奏者と、どちらが人のためになっているのでしょうか。

うっつー先生はクラシックの界隈の人からしたら「下手」なのかもしれないですけれども、では、なぜ「下手」なのに多くの人の支持を集めているのか、という点を考えるべきです。

なぜうっつー先生にファンがいるのかといえば、クラシックのプロが提供することができていないものを提供できているからです。

市場は正直です。欲しいものを提供してくれる人には人が集まります。何も出してくれなかったり、欲しいものとは違うものを出す人には人が集まりません。ただそれだけのことです。

うっつー先生は、演奏家×起業家のハイブリッドだから批判される

うっつー先生は、明らかに今までいたタイプの演奏家とは違います。従来とは違う切り口で、音楽を仕事にしようとしています

音楽で食べようとすれば、「演奏をする」もしくは「音楽の講師になる」という定型パターンが思いつきますが、このご時世それだけではさすがに視野が狭すぎます。

考えられる方法は複数あります。組み合わせれば、超ハイブリッド型の人間になれます。例えば、こんな形で。

  1. 音楽イベントでの収入
  2. Youtubeの収入
  3. ブログのアフィリエイト収入
  4. 上3つで生活がまわるようになったら「プロじゃなくても音楽で生きる方法」を売る

すでにチャンネル登録者数が4万人もいるんですから、色んな方法を組み合わせてまとめればどう考えても生活できるようになるし、4つ目のところに辿り着けば、年収なんてケタが1つ多くなるはずです。

ただし今は、全てにおいてまだ相応の結果が出せているわけではありません。だから中途半端だと叩かれたり、一番いじりやすい部分で、演奏技術が下手だとか言われまくっているわけです。

しかしながら、これらすべてが一定レベルを超えたら、そのハイブリットの力は凄まじいものになるはずです。だって他の人が簡単には真似できないからです。

Youtubeもブログも「簡単で片手間でできる」イメージを持っている人がいたりしますが、これらを事業としてまわすのはマジで大変です。

これらは「副業」で取り組む人が多いビジネスですが、「副」という漢字が「本業の合間で~~」みたいなイメージを作っちゃうんですよね。

梅子
0からお金を生む仕組みを作り出すことが、片手間でできるわけないのよね。それができないから、労働力を売って生活している人が世の中の大半なのよ

音楽家だからって、別に演奏することだけで無理やり生計を立てなくてもいいはずです。

色んな方法を組み合わせて「音楽をやりながら生きている状態」になれれば、それで良いじゃないですか。たとえそれが "真っ当な演奏家" の枠からはみ出ていても。

そして、「プロにはなれなくていいけど、音楽をやりながら生きられる方法があるなら自分も同じように生きてみたい」と考える若者だって、絶対日本のどこかにいるはずです。

うっつー先生が、そういう新しい考え方を持つ若い人たちの夢になれればいいですよね。

新しい生き方を切り開いて生きているという事実があれば、うっつー先生は活躍すればするほど、その人たちに勇気を与えられることになります。

だから、うっつー先生はもっとちゃんとお金を稼がなければなりません。

「金かよ」って思うかもしれませんが、お金を労働力を売る以外の方法で稼ぐことは本当に大変です。でもそれができるようになった途端に、周囲の下手批判はなくなっていきます。

お金を稼いでいるという事実があることで、(上手か下手かはそんなに大事なことではないのかもしれない)と周りが気づくからです。

下手批判を恐れることなく、うっつー先生には起業家精神を発揮して突っ走って欲しいと思ってます。応援してます。

うっつー先生の炎上について2chスレまとめ

やっぱり2chを見ると、色んなことが書かれていますね。

人間性がどうこうという批判も見かけますが、起業家って大半みんな頭イかれてますから(普通にサラリーマン生活に適合できない人ですからね)今更感はありますw

「先生」と自称するが、現在は大学休学中の楽器店アルバイター。

作っては崩壊するサウプロ、素人が初心者を教える恐怖のレッスン、演奏動画は加工修正しまくり。修正なしの動画を掘り起こされる度にボロが出る。生演奏の評判も今一つ。

すぐ出来そうと言っていたリサイタルはいつやるの?

行動力が仇となり中途半端に終わったネタは数知れず。

演奏会当日に中止発表のマーチング、なぜかステージスタッフをやらされる行動力サロン、音沙汰なしのアンサンブル団体、会社設立、プロ吹奏楽団、マウスピースやアプリ製作、音楽仲間に仕事を分け与えるという怪しいビジネス等…。

金が無いが口癖の彼が「でっけえ事をしていく」日は訪れるのか。

思いついたことは自己制御できずTwitterに書き突っ走る。 支持層を考えず下ネタもお構いなし。 トップバンドのプロから「某Youtuber」呼ばわりされたと簡単にファビョーンする始末。この音楽業界、嫌われたら仕事ないとは本人の弁。

大物YouTuberにしつこくコラボ迫るも全く相手にされず。

夢だった全国サウプロ大演奏会なのに自身の指揮のせいで止まりかける。観客十数人(参加者のTwitterより)でむしろよかった?

内部文書流出で無関係の響管メディアに当てられた謎の経費発覚→参加人数が少なくて回収出来ていない可能性、哀れ。それともこっそり懐に?未だ響管メディアに更新なし。

イベント参加者のドタキャンが相次ぎ愚痴をこぼす。夜中2時まで下ネタツイートしていたと思ったら、昼からの本番を体調不良で代役も立てず欠席

「朝にキチンと連絡したのでドタキャンではないです」

その本番中、4000字に及ぶブログを執筆。感謝感激の引用ばかりだが目玉は「各地のサウプロ団員が集まると言っていたのに結局来なかった。人間性を疑う」という特大ブーメラン。

13000円でフィニッシュのリベンジ、2度目のクラウドファンディングに挑戦中。

12時間の便利屋稼業やります!でもトランペットは演奏しません。お金を払ってスタッフをしませんかという行動力サロンの残骸も。もちろん売れ残りのTシャツもあるよ!スポンサーは予算オーバーしたら追加料金よろしく!
クラファンの宣伝動画は再生数も伸び悩み、低評価の方が多い始末。

「同期の話を聞いて思うことは、会社や社会を学校と勘違いしている。嫌なら自分で稼げばいいじゃんって言うたら『そんなん無理』って言うのなんで?守られた環境でしか物を言えない。」

「守られた環境でヤンヤン言うのは身の程知らずでカッコ悪い」などとツイートするも身内の批判を受け削除。

YouTube Liveでは「炎上するかと思って計算して書いたら案の定」と効いてないアピするが、そもそも炎上してもあまり意味がない知名度。自分の信用を落として自爆しただけであった。

諭吉
自分のブログに書くならまだしも、掲示板にこんなに書いても何にもならないのに、なんで書くんだろうな
梅子
活躍している目立った人には周囲の人の嫉妬がつきものよね

たとえば人を裏切ったり、迷惑をかけるかたちで活動をするのはあんまりイケてないですよね。場合によっては感情をなくして周りを顧みずに事業に没頭することで成功する人もいるかもしれませんので、これが正解だと言うつもりもないのですが、人付き合いあってこそのビジネスなのかなーと私は思います。

噂で言われていることが事実なのかどうかはわかりかねますが、他人をないがしろにするようなことがあれば、それはやめてほしいなぁと思ったりします。

梅子
ここの2chスレではご覧のように数々の失敗が並べられてるけど(笑)これってそれだけ動いてきた証拠よね
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