今回は、渋くてオトナな俳優、役所広司さんを特集します。奥さんとの結婚情報や、同じく俳優になった息子橋本一郎さんの現在の活躍状況をまとめました!

役所広司さんは結婚している!嫁は河津左衛子さん

役所広司の嫁や息子の情報!若い頃から現在までのエピソードまとめ https://t.co/xvGqvZ1kly pic.twitter.com/CaJ83yGjoN

— MATOMEDIA [マトメディア] (@newsmatomedia) 2018年1月12日

河津左衛子さんは清楚でかわいいとっても美人さんです。現在活動をやめてしまっているので、あまり資料はありません。若い頃の役所広司さんは、1980年くらいからあんまり変わってないですね。

嫁・河津左衛子さんのプロフィール

  • 生年月日:1951年10月10日
  • 年齢:2017年現在、66歳
  • 最終学歴:桐朋学園卒業
  • 出演作品:1988年7月2日公開映画「西遊記」観世音菩薩役

桐朋学園卒業は、たぶん桐朋学園芸術短期大学の演劇専攻を指していると思われます。役者を志していた人がわざわざ桐朋学園に入学するということは、演劇専攻なのではないかなと考えられるからです。

桐朋学園には高等部もあるので、高卒なのか短大卒なのかはイマイチはっきりはしていませんけれども。

河津左衛子さんの作品は「西遊記」以外には見つかりませんでした。おそらく結婚した後、すぐに女優は引退なさったのだと思われます。

役所広司さんと嫁の河津左衛子さんとの出会い|なれそめは無名塾

【無名塾の主な出身者】
役所広司
第二期生(1978年入塾)
長崎県諫早市出身#役所広司 #無名塾 #オーディション pic.twitter.com/5O5OxImZyF

— 無名塾オーディション2017 (@nyujuku_shinsa) 2017年1月15日

無名塾(むめいじゅく)とは、俳優養成所のことです。1975年に仲代達矢さんが、奥さん宮崎恭子さん(女優)と一緒に自宅の稽古場に作ったものです。役者の卵たちが集まって来て、どちらかというと自然発生的に生まれたコミュニティだったようです。

<公募前>
小川真司
森川隆一
中山廣通
神崎愛
河津左衛子

<1期生(1977年)>
隆大介
大西多摩恵

<2期生(1978年)>
役所広司

こちらが無名塾出身者の名簿の一部です。公募前の初期からいらっしゃったのが河津左衛子さん、2期生には役所広司さんの名前が連なっています。

役所広司さんの入塾は1978年ですので、お二人の出会い・なれそめはこの頃だったのでしょう。実はこの無名塾、規則がかなり厳しくて、恋愛は禁止だったそうです。禁断の恋だったのでしょうか、わくわくしますね。

役所広司さんと河津左衛子さんの結婚時期は1982年

お二人は出会いから4年の歳月を経て、結婚しました。息子さんをもうけ、とても幸せそうな結婚生活ですね。

役所広司さんは、そんな奥さんに対して、恥ずかしそうに手紙を読んだことがあります。

8年前の「万年筆ベストコーディネート賞2009」の表彰式において、妻である河津左衛子さんに向けた言葉から、役所広司さんの温かい人柄を伺い知ることができます。

ほんわかエピソードですね、こういうのを見ていると、結婚っていいものなのかもしれないと思ったりもします。

役所広司さんのプロフィール|本名は橋本?

ここで、役所広司さんのプロフィールを確認しておきましょう。

  • 芸名:役所広司(やくしょこうじ)
  • 生年月日:1956年1月1日
  • 職業:俳優
  • 本名:橋本 広司(はしもと こうじ)
  • 出身地:長崎県諫早市出身
  • 事務所:ワイ・ケイ事務所所属
  • 身長:179cm

役所広司というのは、実は芸名でして、本名は橋本広司さんといいます。息子さんは「橋本」を名乗っておられますが、本名だったのですね。

役所広司さんの息子も俳優!名前は橋本一郎

「龍馬伝」山本琢磨役で知名度がある、橋本一郎さん。苗字が「橋本」なので、気づかなかった人が多いですが、役所広司さんの息子です。橋本一郎さんのプロフィールを確認してみましょう。

  • 本名:橋本 一郎(はしもと いちろう)
  • 生年月日:1985年10月17日
  • 年齢:32歳
  • 職業:俳優
  • 出身地:東京都
  • 家族:役所広司(父)
  • 事務所:有限会社鈍牛倶楽部
  • 最終学歴:成城大学法学部法律学科卒業

デビュー作は、2007年『俺は、君のためにこそ死ににいく』です。脇役中の脇役で、セリフもない役でした。俳優の世界は厳しいですね。

しかし、監督からの信頼は厚いようで、こんなエピソードがありました。

2008年、『劔岳 点の記』(2009年公開)を立山連峰で撮影中にかつて柔道で痛めた膝の古傷が悪化

木村大作監督が仲村トオルらに諮ったところ、「検査の結果で決めよう」ということになり、帰京して検査を受けた結果、「これ以上の撮影続行は無理」と診断された(のちに入院・手術)

しかし、彼をこのまま撮影隊から離脱させるのは忍びないとの監督の計らいに加え、撮影方法が順撮りだったこともあり、橋本が演じる吉田清三郎が膝の古傷の痛みに苦しみながら叫び、小島烏水らが彼を下山させる相談をするシーンが急遽挿入された。

(映画『劔岳 点の記』のパンフレットより)

現在は、舞台を中心に活動しており、テレビへの露出はほとんどありません。そのため、社会的な認知度はそれほど高くありません。

しかし、実力は抜群で、「学校をつくろう(2011年2月19日)」の試写会で、監督がこんなコメントもしています。

“監督の神山征二郎さんは二世俳優に、「(芝居が)ヘタだったらいじめてやろうと思ったけど、1回もいじめなかったよな?」と冗談めかした上で、「皆さん将来が楽しみです」と温かいエールを送った。”

役所広司さんの娘!小松菜奈さん?

役所広司さんには娘さんはいません。では、なぜこのような噂が出ているのかというと、それは『渇き。』という作品にあります。

『渇き。』の中で、役所広司さんが父親役、小松菜奈さんが娘役を演じました。これがかなりの熱演ぶりで話題となり、そこからこのような噂がたってしまったようなのです。

役所広司さん演じる元刑事の藤島昭和が、失踪した小松菜奈さん演じる娘、加奈子の消息を追う中で娘の恐ろしい“素顔”を知り、狂気に取りつかれていくストーリーです。

お互いに迫真の演技でして、そんなところから実の親子なのではないかという憶測が出回ってしまったのです。

役所広司さんに娘がいるというのはデマですけれど、そんな噂が立つのは、役者として実力がある証拠です。

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