世界中でますます人気が高まっている防弾少年団。メンバーのテテのおばあちゃんについて、まとめました。
テテのおばあちゃんは2016年に亡くなってしまったのですが、そのおばあちゃんとテテのエピソードに胸がしめつけられる方も多いようです。
特に、ライブ終了後にテテの口から紡がれた言葉に心打たれたファンが多かったですよね。
この記事に書いてあること
防弾少年団・テテのおばあちゃん、亡くなる。元気がなくても懸命にパフォーマンスしたテテ
高尺スカイドームでの防弾少年団(BTS)ライブ終了後(2016年11月12日)に、テテがコメントをしたのですが、そのときにテテのおばあちゃんが亡くなっていたことが発覚しました。
命日は2016年9月3日です。9月3日は「SHOWCHAMPION IN MANILA」に出演していて、結局テテはおばあちゃんの死に目に会うことはできなかったのです。
しばらくテテの元気がないとファンの間では心配されていたのですが、原因は大切なおばあちゃんが亡くなってしまっていたことだったんですね。
翌日9月4日には、ファンによる「キム・テヒョンを元気にしよう」というtwitter上での呼びかけが始まったくらいですし。よっぽど目に見えて憔悴していたのですね。
サイン会で突如泣き出したテテ
9月3日のライブが終わった後に、サイン会が開かれたのですが、そのときファンに掛けられた言葉でテテが泣き出してしまうというハプニングがありました。
その後に開かれたペンサイン会では、お祖母様の体の状態が良くないと知ったファンがテテに「おばあさんが良くなるように祈っています」と声をかけると、急に泣き出してしまうという一幕もありました。
そのときには既に亡くなっていましたからね…。ふいに、おばあさんがこの世にいない事実を思い出して、泣いてしまったのでしょう。
テテの口からおばあさんへの感謝を述べるコメントが語られた
その元気がなくなってしまっていた理由が本人の口から語られたのが、2016年11月12日のライブ終了後でした。
テテのコメントの日本語訳がありますので、こちらをご覧ください。
2016年11月12日のライブ終了後のコメントにて。
まずこんな風に…高尺ドームでARMYBombを見られて、ARMYの皆さんに会うことができて本当によかったです。
そしてこんな風に高尺ドームで公演ができるなんて、本当に僕達には忘れられない日になりました。
そして今日は…僕のことについて話を1回してみたいと思います。
今言わなかったら…もう言えなくなりそうだから。
最近、ファンの方達が「テヒョン、最近なんでこんなに辛そうなの?しょんぼりしているの?」
こんな風にたくさん訪ねられていたのに、そこで僕がすぐに返事をしてあげたかったけど、言葉が出てこなかったんです。
それで今回、高尺ドームでファンの方達に僕の言葉で、僕の話をしたかったんです。
最近、僕のおばあさんが亡くなったんです…
その話を僕がフィリピンにいる時、9月3日の朝に聞きました。
僕にとっては14年間、親のように僕を育ててくれた人で
そして僕が大変な時には話ができて
やりたいこと、食べたいもの、そして僕が駄々をこねても全て受け止めてくれた人で
そして自分以外の人たちにも本当に大切な人だったのに
そんな僕のおばあさんが亡くなったということが信じられませんでした。
そして僕たちがミュージックバンクで初めて1位を獲った時、僕のおばあさんの四十九日でした。
それで初めておばあさんについて一度だけ言及しました(番組のコメントで)
おばあさんが…
いつも「放送でテヒョンがテレビに出ているところを、一度だけ見てみたい」と、言ってたんだけど
僕もずっとおばあさんに向かって番組のイベント中に「愛してる」と言うことを願ってたけどタイミングが合いませんでした。
それが僕は一番悔しいです。
本当に誰より大切な僕のおばあさんが…
「本当にあなたのファンの方達をたくさん愛しなさい」と、言っていました。
本当に…僕達だ今、高尺ドームでできるようになったのも
「血、汗、涙」の活動でこんな風にたくさんの関心をもらえたのも
僕達の目標に向かって少しずつ進んでいるのも全部僕達のARMYの皆さんのおかげだから…
おばあさんが…
空から今、たくさん応援してくれていると思います。
僕もそう信じて、もっと一生懸命頑張るから
僕達のARMYの皆さんも、僕達の一番愛するARMYの皆さんも
本当に僕の大切なおばあさんを、一度だけ記憶してください。
ありがとうございます。
また、別の方が訳したものも載せておきます。こちらの方が自然でニュアンスが伝わりやすいかもしれません。
両親のように育ててくれた人で、やりたことをやらせてくれた、食べたいものを食べさせてくれた、駄々をこねても聞き入れてくれた。
そして、本当に他の人にとっても僕にとっても記憶に残っている大切な人なんです。
僕にとっても大切で大切で・・そんなおばあちゃんが亡くなったなんて、信じることが出来ませんでした。
ぼくたちがMusic Bankで1位を獲得したその日、おばあちゃんの四十九日でした。
おばあちゃんは生前から僕がテレビに出ているのを見たいと、たくさん見たいと話していて、おばあちゃんが見ている前で1位を取って報告したかったけど叶いませんでした。
それが、僕にとっては悔しいですが、大切なおばあちゃんはファンを沢山愛しなさいと言ってくれていました。
1位を取れたのも、ドームの舞台に立てたのも、今回の血・汗・涙での活動で目標に近づけたのも、全部全部アーミーの皆さんのおかげだと思います。
そして、おばあちゃんも空から僕たちを応援してくれていると思います。
僕もそう信じて、これからも一生懸命活動していくので、僕の愛するアーミーの皆さんも僕にとって大切なおばあちゃんの存在をいつまでも覚えていてくれると嬉しいです。
ありがとうございます。
涙を流しながら懸命にコメントするテテ、それを抱きしめるジミンの姿に感動しました。ジョングクも泣いていましたし、メンバー同士の絆を感じられる良い時間でした、、
テテとおばあちゃんのほっこりエピソード
防弾少年団メンバーでの初旅行で北欧に行った企画があったんですけど、その様子を収めた「V LIVE+」に、おばあちゃんとおじいさんと連絡を取るシーンが含まれています。
テテ「おばあちゃん、俺テヒョンだよ!行ってくるね!」
おばあちゃん「行ってらっしゃい、体に気をつけるんだよ」
テテ「気をつけるよ。おじいちゃんは?いる?」
おじいちゃん「聞いてるよ。話しなさい」
なんてことのない日常会話ですが、亡くなってしまったことを知ると、この会話すら二度とされることのない大切な瞬間だと感じられますよね。
電話をしているテテは、子供っぽくて無邪気で可愛いです。本当に子供に戻っているかのよう。それだけおばあちゃんっ子だったのでしょう。
亡くなってしまったときの心境を思うと、胸が痛みますね。
僕はおばあちゃん、おじいちゃんのところで、生まれてから17年間も育ててもらいました。
だから、これからは僕がおばあちゃん、おじいちゃんに親孝行しないといけないなと思います。
今度は絶対両親と弟たち、おばあちゃんとおじいちゃんみんな連れて旅行に行きたいです!
自分のことを考える前に、自分のために頑張ってくれている人のことをまず思うと、正しい行動ができます。
家族を心から大切にしているのが伝わってきます。家族みんなを連れて旅行に行って、親孝行がしたい…泣けてきますよね。
しかしながら、この1か月後に、テテのおばあちゃんは亡くなってしまったのでした。
テテはこれ以降、空に向かって投げキッスをする姿がよく目撃されるようになりました。
天国のおばあちゃんに向けたメッセージでしょう。悲しみを乗り越えて、前を向こうとする姿に感動したファンも多かったですよね。
テテとおばあちゃんの素敵なエピソードでした。
テテの家族愛…おばあちゃんの元で生活することが多かった、家庭環境は複雑だったらしい
幼少期は、おばあちゃんの元で生活することが多かったそうです。家庭環境が複雑だった、という話をよく聞きますが、かといって両親との仲は別に悪くはないようです。
「おばあちゃん、おじいさん、両親に親孝行したい」とコメントしていたこともありますしね。このあたりの真偽は分かりませんので、推し量ることしかできませんが…
テテの兄弟エピソード
妹、弟は勉強熱心で、昔からたくさん喧嘩しました。
性格が僕とは合わないので、あんまり仲も良くなくて、遊ぶことも少なかったです。
でも、成長していく中で妹と一緒に話をするようになって、少しずつお互いを理解し始めてきました。
本当に可愛い妹です。弟は本当に勉強ができる優秀な子です。
小さい頃は、ゲームが原因でたくさん衝突もしたけど、今ではなんでも譲ることが出来るしなんでもしてあげたいと思う弟。
兄弟については、このようにコメント。兄弟仲も非常に良さそうで、ほっこりします。
テテの両親エピソード
ロールモデルは尊敬する自分の父親。お父さんのようになりたい。
将来は自分の両親のように幸せな家庭を築いて、時間があれば子供も5人くらい欲しい。
自分の両親のように仲が良くて素敵な夫婦になりたい。
ご両親は、やはり仲が良いんですね。リスペクトも感じるし、素敵な家族なのでしょう。家庭環境が良くなかったのは、デマなのかな…?その辺りは本当に謎です。
ファンの間では「父子家庭?再婚した?家庭環境が恵まれてなかったからおばあちゃんの家に預けられてた」など憶測も飛び交っていますが、愛をたくさん受けていなければテテのような感受性が豊かで優しい人間にはなれなかったと思います。
詳しいファンによるこういったコメントもありますし、たしかにそうだよなぁと納得させられるところがあります。
家庭環境が複雑で、多くの愛情を注がれていなかったら、おばあちゃんが亡くなった時にあんな風にファンの前で涙は流せないはずです。