東大卒の林修さんはギャンブル依存症で借金が膨大に膨れ上がった過去があります。その借金額はなんと1800万円!借金返済には相当苦しんだようで、紆余曲折、波乱万丈の人生を送っております。

林修の借金額は1800万円!?借金の理由は起業失敗+ギャンブル依存【世間知らず東大生の末路】

東大卒の林修さんは大学卒業後、難なく就職しました。日本長期信用銀行(長銀)だったのですが、新卒5ヶ月で退職。退職理由は、配属部署が希望通りではなかったことです。

今ドキの新入社員と同じ…その後、しっちゃかめっちゃかな人生を送るハメにはなるのですが、周知の通り、林修さんは最終的に芸能界で成功を収めているので、新卒でやめて普通によかったのかもしれません。

林先生は「入行してすぐ、会社の考える右肩上がりの図がどうなっていくかずっとシミュレーションしていた。

『ここは潰れる』と最初の1週間で確信した。「それがわかると、もうそこにいる意味はなかった」とも語っています。

実際に長銀は1998年に経営破綻。

会社の経営破たんの読みは合っていましたが、自分の生活も破たんしています。無職ですからね。このあたりから借金地獄への道が開かれてしまったのです。

キャリアを頭脳を武器に、投資顧問会社やIT関連の会社を起業するも、ことごとく失敗。

さらに株取引でも大失敗し、競馬などのギャンブルにも手を出して大損してしまう。

これを補填するために親族からお金を借り、その借金総額は1800万円にまでふくれ上がりました。

林修さんといえば「今でしょ」というキャッチーなフレーズで大人気になった「東進ハイスクール」の講師ですが、幼少時から大学入学までは地元では神童とも呼ばれ勉強で苦労したことはないそうです。

そんな林修さんが大学卒業後には、多額の借金で首が回らなくなっていたみたいですね。

ちなみに1800万円っていうのも、もうやめようと思ったときにその金額だっただけで、これ以上あったときもあるんだと。

林氏は「止めたときが1800万ってだけで、上にいったり下にいったりとスゴかった」

時代が時代でしたから、1800万円くらいならなんとかなるかなって思ってたそうです。感覚の違いとはおそろしいですね。

自分のことを「根っこはギャンブラー」と表現されていました(笑)

「こうやると負ける確率が非常に高いチャレンジを今している。やっぱり負けた」と割り切っていたため、焦りはなかった。

これだけあって焦りがないっていうのは、さすがです。芸能界で成功する人ってここまで胆力あるんですね。

後に、予備校講師でブイブイいわせて40歳で全て完済しています。正直、運が良かったんでしょうね。だって、予備校講師が天職じゃなかったら詰んでるわけですし(笑)

大学卒業後に入行した銀行の行く末を読む力は鋭かったようですが、その後の起業やギャンブルに対する見通しは上手くいかないなんて今の林修さんからは想像つきませんね。

大学時代には、一体どのような勝負をしていたのでしょう?

大学時代にパチスロで100万負けた

だいぶやられましたねぇ(苦笑)。学生時代はマージャンやパチンコ。

社会人になってからは競馬が加わり、投機的な株取引にも手を出しました。親や親戚から借金を重ね、一時はかなり苦労しました

“高い授業料”でしたが、少なくとも僕の場合は、完全に『元は取った』と思っていますよ

林修さん自身ギャンブルについてはこう語っています。噂によればパチスロで100万円も負けた過去もあるとか…。

短期間で100万円負けたのか、大学在学中に合計で100万円負けたのかは分かりませんが、どちらにしても大金を失ったことを「高い授業料だったが元は取った」と考えられる前向きな姿勢は見習いたいです。

林修さんほどの知力を持った人間でも勝てないなんて、ギャンブルは恐ろしいですね。

林修、借金返済との闘い【地獄】全然減らない借金…返済は40歳まで続いた

林はそんな中でも、「根拠なき自信に満ちあふれていたため、不安は全くなかった」のだそうで、自身の経験から「どんな状況でも何とでもなると思える人が勝てる」ことや、失敗から学習することの大切さについて学んだと語っている。

林が借金を返済するために友人のつてではじめたのが予備校講師。その後、予備校の講師陣の1人として出演したテレビCMで「いつやるか?今でしょ!」が話題となり、一躍人気者となった。

ところが、予備校講師を始めた直後は、借金がなかなか減らなかったようで、テレビ番組のトークでは「結局40歳くらいまで払ってました」と告白している。

根拠なき自信というのは若い時には誰にでもありがちですね。林修さんもよくいる若者の一人だったのでしょう。

しかし幼いころからの経験や知恵を武器に、何とかなると思い努力していたようです。

大学時代から40歳まで借金返済していたとなると、普通の人なら楽しい時期を棒に振ったと思うかもしれませんが、林修さんは常に前向きに考えて自身の失敗を分析し、努力し続けることができたのでしょう。

『今でしょ』が当たったのが2013年。あれから2年半以上になりますが、非常に冷静に『流れ』を見て、決して浮かれることなく過ごせていると思うんです。

それはギャンブル体験が大きいんです。良いとき、悪いときの『流れ』をつかむ。『タテとヨコ』の関係も大事です。

ボクは、バブル絶頂期に銀行に入りましたから、『浮かれた人間』をたくさん見てきました。競馬場で何億もの大金を先物取引でもうけたという人に会ったことも。ただ、浮かれていると、たいていは潰れていくんですよ。だから、ボクは決して浮かれることはない。逆に流れが『悪いとき』は耐えて待つ。そして、なぜ悪いかを徹底的に見据えます

また、林修さんはこのようにも話しています。これこそ、失敗から学べる人の言葉ですよね。自分の過去の失敗を踏まえて前向きに、次回に活かしています。

ギャンブルをやる人ならよく耳にするフレーズかもしれない「流れ」。この「流れ」を林修さんは今でもしっかりと見据えています。

また、ギャンブルで勝ち続けると陥る「浮かれ」についても警鐘を鳴らしています。

浮足立ってミスをする場面などはよくありますし、ギャンブルをやる人だけでなくやらない人にも通じる林修流の考え方は、ギャンブル時はもちろんビジネスシーンや人間関係などのあらゆる場面でも通用するのかもしれません。

あなたも「流れ」が悪い時は焦ずじっくり耐えてみたらいいのかもしれません。

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