東大卒の林修さんはギャンブル依存症で借金が膨大に膨れ上がった過去があります。

その借金額はなんと1800万円!借金返済には相当苦しんだようで、紆余曲折、波乱万丈の人生を送っております。

林修には借金があった

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東大卒の林修さんは大学卒業後、難なく就職しました。日本長期信用銀行(長銀)だったのですが、新卒5ヶ月で退職。退職理由は、配属部署が希望通りではなかったことです。

イマドキの新入社員と同じですね。

その後、ハードな人生を送るハメにはなるのですが、周知の通り、林修さんは最終的に芸能界で成功を収めているので、新卒でやめてよかったのだと思います。

就職して入行後、会社側が想定している今後の成長ビジョンや青写真を自分の中で検証し出した林修さん。本当にこのシュミレーションで会社が成長していくのだろうか?と全てを丸のみにせずに、いったん立ち止まって自分の頭で考えるところが林修さんの凄いところです。

結論、「ここは潰れる」と思ったそうで、「それがわかるともうそこにいる意味はなかった」と語っていたことがあります。会社の経営破たんの読みは合っていましたが、自分の生活も破たんしてしまいました。

借金が出来た理由は会社失敗とギャンブル

その後、林修さんは投資顧問会社やIT会社を起業して失敗、株取引や競馬にのめり込み、失敗…。借金総額は1,800万円にまで膨れ上がります。

林修さんは、幼少時から大学入学までは地元では神童とも呼ばれ勉強で苦労したことはなかったそうですが、大学卒業後には多額の借金で首が回らなくなっていたみたいですね。

1,800万円あるけど焦ってなかった

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ちなみに1800万円という金額も、もうやめようと思ったときにその金額だっただけで、元々はそれ以上あった時もあるそうです。増えたり減ったり、増減をしていたそうです。

林修さんは、自分のことを「根っこはギャンブラー」と表現しており、1800万円くらいなんとかなると思っていたそうです。メンタルが強い!笑

「こうやると負ける確率が非常に高いチャレンジを今している。やっぱり負けた」といった感じで楽しんでいた節すら感じられます。

これだけ借金があっても焦りが無いなんて、腹が据わっています

40歳で完済した

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その後、予備校講師でブイブイいわせて、40歳頃に全て完済しています。

予備校講師が天職だったからこそ、昇り詰めて1800万円も返済できたのでしょうね。普通の一般人だったら、これだけ借金があって正社員を退職していたら、詰んでしまいます。

林修は親族から借金したこともある

学生時代から、ギャンブラーの片鱗が現れ始めます。学生時代は麻雀・パチンコに明け暮れていたそうです。社会人になるとそれに競馬も加わって、株取引にも手を出します。

結局、身内(親や親族)から借金をして、一時期は苦労していたそうです。

パチスロで100万円負けてしまったこともあったとか…。大金を失っているのに「高い授業料だったが元は取った」とコメントしており、その前向きな姿勢は見習いたいです。

というか林修さんほどの知力を持った人間でも勝てないなんて、ギャンブルは恐ろしいですね。

林修の借金に対する考え方

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借金がある中でも林修さんは、「根拠なき自信に満ちあふれていたため、不安は全くなかった」そうです。

根拠なき自信というのは若い時には誰にでもあったりしますが、幼い頃から勉強での成功体験や身に着けてきた知恵を武器に、何とかなると思い努力していたようです。

「今でしょ」が大ブレイクしたのは、2013年のことでした。

あれから時が経過しても、世の中の流れを冷静に見て、浮かれることなく過ごせているのは、借金返済を含めてこれまで数々の修羅場を乗り越えてきたからだと思います。

良い時の流れ、悪い時の流れを掴むことが大事だそうです。ギャンブルにのめり込んだ体験から、学んだことなのでしょうね。

「浮かれていると、たいていは潰れていく」と林修さんは語っています。

バブル絶頂期に銀行に入行したので、浮かれた人間が潰れていく様子をたくさん見てきたそうです。「良い時は浮かれず、悪い時は耐えて待つ、そしてなぜ悪いかを徹底的に考える」と語っており、失敗から学んで全てを糧にしている逞しい生き方をしていることが分かります。

浮足立ってミスをする場面などはよくありますし、ギャンブルをやる人だけでなくやらない人にも通じる林修流の考え方は、ギャンブル時はもちろんビジネスシーンや人間関係などのあらゆる場面でも通用するのかもしれません。

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