国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』には、さまざまな都市伝説が存在します。
その中にはファンの考察によるものや、実際の出来事と絡めて語られるものもあり、時に衝撃的な内容を含んでいます。
今回は、特に話題となっている都市伝説について紹介します。
目次
クレしん都市伝説まとめ!トラウマ級の都市伝説?
- 都市伝説①しんちゃんは交通事故で亡くなっていた?
- 都市伝説②原作者・臼井儀人さんは未来を予言していた?
- 都市伝説③しんこちゃんの正体とひまわりの未来
- 都市伝説④ボーちゃんの本名は「井川棒太郎」?
- 都市伝説⑤シロは病気だったから捨てられた?
- 都市伝説⑥元声優のみさえと元女性のひろし
- 都市伝説⑦なぜ25話が存在しないのか?
- クレしん都市伝説の真偽は?
都市伝説①しんちゃんは交通事故で亡くなっていた?
『クレヨンしんちゃん』の主人公・しんのすけは、永遠の5歳として描かれています。
しかし、一部のファンの間では「しんちゃんはすでに交通事故で亡くなっているのではないか?」という説が広まっています。
この説によると、ひまわりが車にひかれそうになった際、しんのすけが身を挺して助けた結果、自身が事故に遭い命を落としたとされています。
悲しみに暮れた母・みさえは、しんちゃんの使っていたクレヨンを手に取り、「もし生きていたら」と想像しながら物語を綴り始めたため、作品のタイトルが『クレヨンしんちゃん』になったというのです。
また、ひまわりやシロは動物や赤ちゃんなのでしんのすけの霊を見ることができ、ひろしや周囲の人々はみさえの悲しみを思い、あえてしんちゃんが見えているふりをしているという解釈もあります。
作中でしんのすけの影が薄く描かれたり、宙に浮いているように見える場面があることも、この説を裏付けるものとして語られています。
都市伝説②原作者・臼井儀人さんは未来を予言していた?
『クレヨンしんちゃん』の原作者である臼井儀人さんは、2009年に登山中の事故で亡くなっています。
しかし、その出来事を予見していたのではないかという説が存在します。
コミックス19巻に収録されているエピソード「ターミネータVSしんのすけ」では、未来から来た風間くんに対し、しんのすけが「2010年のオラたちはどうなってるの?」と問いかけます。
すると風間くんは動揺し、「どうしても聞きたいですか?」と答えるのです。
臼井さんが亡くなったのは2009年で、2010年には新体制で『クレヨンしんちゃん』の制作が再開されました。
この流れと作品のやりとりを重ねると、まるで臼井さんが自身の運命を予感していたかのように思えてしまいます。
さらに、臼井さんは崖から転落し遺体で発見されています。
これは単なる事故とされていますが、一部では意図的な行動ではなかったかと憶測する声もあります。
写真を撮ろうとして足を滑らせ転落した事故死とされていますが、上記の2010年はどうなっている?の話を聞いた後だと、どうも自死だったのではないかと勘繰ってしまいます。
元々、2009年で終わりにするつもりだったのではないか…?これこそまさに都市伝説です。
このように、彼の死には今でも謎が残っているのです。
都市伝説③しんこちゃんの正体とひまわりの未来
『クレヨンしんちゃん』の中でも特に話題になったのが、「しんこちゃん」の正体についての都市伝説です。
しんこちゃんは5年後の未来からタイムスリップしてきた少女で、実は成長したひまわりなのではないかと考えられています。
作中で彼女は「ひまわり」と言いかけたり、しんちゃんを「お兄ちゃん」と呼びそうになる場面があり、これが「ひまわりの成長した姿」という説の根拠とされています。
また、しんのすけが既に亡くなっていたと仮定すると、みさえとひろしが新しく迎えた子供がひまわりだったのではないか、という考察もあります。
都市伝説④ボーちゃんの本名は「井川棒太郎」?
春日部防衛隊の一員でありながら、どこか謎めいた存在のボーちゃん。
彼の本名は一度も公式に明かされたことがありませんが、1993年に放送されたエピソード「相撲大会でガンバるゾ」にて、トーナメント表に「井川棒太郎」という名前が書かれていたことが確認されています。
この名前はボーちゃんの特徴と一致し、「ボー・チャン」という響きも相まって、本名説として有力視されています。
また、ボーちゃんの母親が一度も登場したことがないことについても、人見知りが激しく、過去にママ友いじめを受けたため公の場に出られないのでは?といった噂もあります。
▼ボーちゃんの気になる都市伝説の詳細
>>【ボーちゃんの本名・井川棒太郎】鼻水の理由は障害者設定?中国人だった?
>>【ボーちゃんのお母さんの顔画像】親が登場しない理由と隠された秘密
都市伝説⑤シロは病気だったから捨てられた?
しんのすけに拾われたシロは、作中では賢く忠実な犬として描かれています。
しかし、一部の都市伝説では「シロは元の飼い主に病気(癌)を理由に捨てられたのではないか」との説が浮上しています。
この説が事実であれば、子ども向けアニメながらも社会問題を反映した意図が込められているのかもしれません。
動物の命の大切さを考えさせられる話です。
都市伝説⑥元声優のみさえと元女性のひろし
こちらはだいぶ奇妙な都市伝説なのですが…。
元々、みさえは独身時代声優として活躍していて、自宅で練習をしていました。
それがなかなか際どい感じの声であり、外に漏れたその声を聞いたひろしが惚れ、みさえをストーキングしたことが出会いのきっかけだったとか。
加えてひろしは元々女性で、みさえを支えるために性転換して結婚することになったとかいうトンデモ都市伝説があります。
さすがに設定も奇抜すぎますし、原作に根拠となりそうなシーンがあるわけでもないので、どこからこの話が出てきたのか謎は深まるばかりですが、面白い話なのでここでご紹介しました。
都市伝説⑦なぜ25話が存在しないのか?
『クレヨンしんちゃん』のエピソードには、なぜか25話が存在しません。
1991年2月26日に24話が放送された後、次の放送回は3月5日の26話となっていました。
これについては、「内容があまりにダークだったため放送中止になり、急遽26話が放送されたのではないか」との噂があります。
しかし、公式な説明はなく、真相は今でも謎のままです。
クレしん都市伝説の真偽は?
これらの都市伝説の中には、実際の出来事を基にしたものや、ファンの想像から生まれたものなどさまざまなものがあります。
どこまで信じるかは個人の判断に委ねられますが、作品をより深く考察し、新たな視点で楽しむきっかけになるのも事実です。
『クレヨンしんちゃん』の世界は、表面上はコミカルで明るいものですが、見方を変えるとさまざまな解釈が可能です。
これからも、ファンによる考察が広がり、新たな都市伝説が生まれていくことでしょう。
クレしん都市伝説に関する噂のまとめ
- 国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』には、多くの都市伝説が存在する
- 代表的なものに「しんのすけ死亡説」があり、彼がひまわりを助けて事故に遭い、母・みさえがしんのすけを想像しながら描いた物語が『クレヨンしんちゃん』だという説
- 原作者・臼井儀人氏が自身の死を予見していたのではないかという話もあり、コミックス19巻に未来の自分たちについて尋ねるシーンがその根拠とされている
- しんこちゃんは未来のひまわりという説もあり、「お兄ちゃん」と言いかけるシーンがその伏線と考えられている
- ボーちゃんの本名は「井川棒太郎」ではないかとされ、1993年放送の相撲大会回でそれらしき名前が登場した
- シロは元の飼い主に病気を理由に捨てられたという説もあり、動物の命の大切さを訴える意図が込められている可能性がある
- みさえは元声優で、ひろしは元女性だったという奇抜な都市伝説も存在する
- 25話が欠番となっているのは、放送できないほどダークな内容だったのではないかと噂されている
- これらの説の真偽は不明だが、ファンの考察を通じて作品の楽しみ方が広がっている