1969年から放送され続けているサザエさんですが、その最終回の考察が都市伝説として度々囁かれてきました。
いくつもあるのですが、今回は中でも一番複雑で恐ろしい「人食い族」エピソードに由来している交通事故で全員死亡説をご紹介します。
目次
サザエさん最終回の恐怖と人食い族の都市伝説
- ハワイ旅行途中の事故で海に還る
- 人食い族エピソードと「ひょうりゅう記」の関係
- ひょうりゅう記の人食い族エピソード
- サザエさん最終回と人食い族に関する噂のまとめ
ハワイ旅行途中の事故で海に還る
ハワイで交通事故説
カツオが町内会の福引でハワイ旅行を当て、磯野家全員で旅行へ出かけます。
しかし、ハワイへ向かう途中の飛行機が事故で墜落し、磯野家もろとも海の藻屑と化します。
沈みゆく中で、一家全員海の生き物となり、終了します。
なかなかカオスなストーリーですが、もちろんこんな回が実際に放送されたわけではありません。
人食い族エピソードと「ひょうりゅう記」の関係
原作68巻に収録されていた「ひょうりゅう記」というエピソードがあります。
先ほどの都市伝説はこちらのエピソードが起因ではないかといわれています。
ひょうりゅう記の人食い族エピソード
サザエさん一家は海をイカダで漂流していました。
島を見つけ何とか上陸。途方に暮れていると、島の民族らしき人々に出会います。
一家は助かったと安心したのもつかの間、縄をかけられて捕らえられてしまいます。
島の民族は人を食う「人食い族」だったのです。
うっかり食べられてしまいそうになったものの、サザエさんが何とか機転を利かせて危機を回避…
っとこれはサザエさんの夢だったのでした(夢オチで終了)
このエピソードですが、当初の68巻には収録されていたものの、現在入手できる巻には収録されておらず、消えています。
理由としては、人食い族というのが人種差別的でそぐわないからだそうです。
海で漂流していたという内容とその回が(諸々の事情で)後から消されてしまったこと、そして単行本版のサザエさんは68巻が最終巻でラストの話だったことなどがあいまって、海に還ったんじゃないかなどといわれるようになったそうです。
サザエさん最終回と人食い族に関する噂のまとめ
- 1969年から放送される長寿アニメ「サザエさん」には、さまざまな最終回の都市伝説がある
- その中で特に有名なのが「ハワイ旅行中の事故で磯野家全員が死亡する」という説
- この説では、カツオが町内会の福引でハワイ旅行を当てるが、飛行機が墜落し、一家が海に沈むという内容
- さらに、「磯野家が海の生き物になる」という展開も噂されている
- 元ネタとされるのは、原作68巻に収録されていた「ひょうりゅう記」
- 「ひょうりゅう記」では、磯野家が漂流し、島に上陸した際に「人食い族」に捕まるという衝撃的な内容が描かれた
- しかし、これはサザエさんの夢オチであり、実際には食べられていない
- このエピソードは後に単行本から削除され、人種差別的な表現が理由とされている
- 最終巻(68巻)に収録されていたエピソードが削除されたことで、「磯野家は海に還った」という都市伝説が広まった
- ただし、サザエさんの公式な最終回は存在せず、現在も放送は続いている