この世の中には、”特殊能力”を持つ人間っているみたいなんですよね。何の能力も持たない凡々な一般人からすると、「ホントなの~~??」と若干疑ってしまう部分もあります。
しかし、そういった特殊能力な才能があるからこそ、普通の人とは違う人生を送り、そして現実に結果を出している人もいるんです。最たるものが、芸能人です。
芸能界で活躍したり、目立つような結果を残している人って、努力もあるでしょうが、やはり生まれ持った才能があることが多いのです。
今回は、恵まれた才能『特殊能力』を持つ芸能人たちをまとめてみました。
目次
特殊能力①『共感覚』文字・音に色がついている、言葉に味がする、1つの刺激を2つの感覚器官が受信する
ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には、文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。
文字や音に色を感じたり、言葉に味を感じたりするなど、感覚混同するという能力のことを『共感覚』といいます。不思議な感覚ですね。
黄色い声援、甘い匂いといった比ゆ的な表現イメージとは異なり、共感覚を持つ者には実際の感覚として生じている
実際に、その感覚を感知しているところが本当に不思議なところで、これは経験者にしか分かり合えないのでしょう。私もよくわかりません。
こういった共感覚がある人は、絵画や音楽などのクリエイティブな方面で、他の人とは違う独自の世界を展開し、圧倒的な個性を出すことができます。これこそまさに才能です。
爆笑問題の田中裕二「数字が立体的なイメージになって現れる」
爆笑問題の田中裕二さんは、共感覚を持っている芸能人として有名です。NHKの番組で、共感覚の研究者にお墨付きをもらっていましたので、信用度も高いです。
NHK総合番組『爆笑問題のニッポンの教養』で共感覚の特集を行った際に、共感覚について研究を行っている感性工学者長田典子(彼女も共感覚の持ち主)により、「本物」との評価を得ている
ドランクドラゴンの塚地武雅「人を見ると色がうかぶ」
幼少の頃より、人や文字に色がついて見えていたとNHKの番組『LIFE』で語った。「人を見ると色がうかぶ」と明かしている
お笑いで成功して、俳優でもしっかり成功している塚地武雅さん。その成功の裏には、特殊能力があったのかもしれません。
特殊能力②『映像記憶』脳内スクリーンショット保存できる能力
映像記憶は、スクリーンショットを脳内に保存することができる能力です。目に映った対象を映像で記録することができます。才能で入学したタイプの東大生に、この能力を持つ人が多いですよね。
一度見た物を鮮明に思い出せるので、何も見ずに詳細な絵を描けたり、描写出来たりするのが、能力者のすごいところです。
私たちからすると意味不明なのですが、能力者の本人たちはしれっと自然に脳の中の記憶を思い出しているだけなので、なんだか未知の世界ですね。
タモリさんは映像記憶能力者?お客さんの顔を覚えている。髪を切ったかもわかる。千原ジュニアがコメント
タモリさん本人が語ったわけではないのですが、千原ジュニアさんがタモリさんが映像記憶を持っているのではないかと疑っているとコメントしていました。
千原ジュニアさんは、あくまでこれは都市伝説としながらも、番組内でこのような会話をしていました。
【驚愕】タモリさんの映像記憶能力が疑われるエピソード
千原ジュニア:「タモリさんが、「この間も来てたね」って、CM中に話しかけたりしてんねん。あれだけ毎日やってて、お客さんの顔を覚えてねんって。それで、(オリエンタルラジオ)藤森が、目黒に住んでる時、「目黒からアルタまで、どうやって来るのが一番早いですかね」って言ってんって。」
千原ジュニア:「そしたら、タモリさんが「ちょっと待ってろよ」って楽屋に戻って、紙に描いて持ってきたのが、「ここのピンク色のビルを右折」とか「この4階建ての茶色いビルを左折」とか、明らかに地図を見て描いたんじゃなくて、映像のことをそこに描いてはるわけ。」
千原ジュニア:それで、赤塚不二夫さんの弔辞を読みはった時に、あれが全部白紙やった、と。「僕自身も、赤塚不二夫の作品の一つです」って言いはった時に、「白紙で全部アドリブで言いはった、凄い」って説があんねんけど、そうじゃなくて、あの時に目が動いてたって言うねん。
千原ジュニア:記憶を白紙に映し出してはるんちゃうか、っていう。
観覧のお客さんの顔を覚えているなんて、通常ではありえないですよね。
本番の撮影にも集中しているだろうし、そんな中たくさんの多数の一般人の顔を覚えているなんて、ちょっと異様です。
しかも、オドロキなのが、そのお客さんに「髪切った?」と話しかけることも多いのだということ!顔を覚えているだけでなく、髪を切ったかどうかまでわかるなんて、映像記憶でもしていなければ、そんな芸当できないはず。
谷崎潤一郎(作家)知らない料亭の名前を答えた
名を知らぬ祇園の料亭に行った翌日、あるひとから電話で昨日は祇園のどこだったかときかれ、「ちょっとお待ちください」と考え、一瞬仰ぎ見た料亭の軒灯に書かれた文字を思い出し、正確に返答したことがあるそう
日本を代表する文学小説家の谷崎潤一郎さんも、映像記憶能力者だといわれています。
そもそも名前を知らない料亭なのに、昨日のことを映像で思い出して、なんて書かれていたかを答えたのだそう。すごい。
三島由紀夫(作家)目で見た一瞬の風景を記憶
三島はカメラを持たない主義で、どこへ行くにも「自分の目」だけで一瞬の風景を逃さずに見ることにこだわっていた
三島由紀夫さんも謎が多い作家さんですよね。特殊能力とは違いますが、魔法が使えそうな美輪明宏さんとお付き合いがあったそうで、こんな話もあります。気になる方はどうぞ。
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特殊能力③『明晰夢』夢を操る能力
睡眠中に見る夢を操る能力者もいます。明晰夢を見れる能力者は割と多くて、練習すれば一般人にも出来るようになる人がいるらしい。私は出来ませんけど。
夢を見ながら、これが夢だと気付いている状態なんだそうです。
脳が半覚醒状態になるんだそうな。半分意識があるから、夢の内容を自分の好きな展開にしたり、やりたいようにやれるんだそうです。羨ましいなあ。
GACKT(ガクト)、1日の睡眠時間は3時間と公言
GACKTさんは、ショートスリーパーで有名な芸能人ですが、夢をコントロールする能力があるようなのです。このようにコメントをしていたことがあります。
ガクトは「夢をコントロールできるが、悪夢はどうにもならない。なかなか夢から覚めないときは予知夢になる」という旨の発言
ええ!予知夢も見れるんですか…才能ある人ってすごいですね。私生活も謎ですし、ガクトさんには、この世の中どんな風に見えているんでしょうか。
特殊能力④『絶対音感』音を聞くだけで高さがわかる、音楽だけでなく、騒音や物音の音の高さまでわかる
『絶対音感』は、知っている人も多いと思います。音を聞いただけで音の高さがわかってしまう特殊能力です。聞いただけで、真似して演奏できちゃう人っていますよね。サイレン音やエンジン音でも分かるらしい。
音の高さそれ自体を記憶していて、自分の中の音(自分の中に完璧なドレミファソラシドがある…らしい)を参考に、その音が何の音かが分かるんだそうです。
これに対して、他の違う音と比べてそれで音が分かる能力は『相対音感』といいます。
相対音感は、ある程度の年齢いっても、訓練で身に着けることができます。しかし、絶対音感は、幼少期からの訓練が必要なんだそう。音楽一家の子供じゃないと身につけられないんですかね。
YOSHIKI(元X JAPANのドラマー兼ピアニスト)「ペンと譜面さえあれば作曲ができる」
ペンと譜面さえあれば作曲ができるので、移動中に飛行機の機内で作曲することもある。
か、かっこよいですね…「ペンと譜面さえあれば作曲ができる」とか人生で一度も発したことのない言葉ですわ。
XJAPANって、見た目がいかにも特殊能力者集団ですから、あまり違和感ないですね(笑)
松下奈緒(女優)音大出身の女優、身の回りの音をピアノで再現できる
東京音楽大学ピアノ専攻を卒業されており、女優としては異色な経歴を持つ松下奈緒さん。
日テレ「嵐にしやがれ」に出演したときに、「Windows」の起動音、山手線の発射音「せせらぎ」、お店に入るときのチャイム音を、それぞれ1回聞いただけで、それをピアノで再現し、共演者を驚かせました
まれにいますよね、「耳コピ」っていうのが出来る人。
耳コピにもレベルがあって、音を探しながらちょっと練習すると、真似して演奏できる人は結構いますけれども、その場で1回聞いた音を的確にすぐに弾けるようになるというのは、絶対音感を持っている人にしかできないですよね。
普通の人とは脳の使っている部分が違うのでしょう。
特殊能力⑤『1/fゆらぎ』人に癒しを与える不思議なリズム・波長
1/fゆらぎとは、パワー(スペクトル密度)が、周波数fに反比例するゆらぎのこと。ピンクノイズとも呼ばれ、自然現象においてしばしば見ることができる
わたしたちが自然へ行って、そこに流れる音を聞くと癒されたりしますよね。
例えば、そよぐ風や打ち寄せる波の音。揺らめく炎や小鳥のさえずり、蛍の光のリズムなどが例に挙げられます。
なんだか難しくてよくわからないかもしれませんが、自然界にあるあらゆる現象には、1/fゆらぎが見られるそうなのです。神秘的ですね。これが人間にヒーリング効果を与えてくれるのだそうです。
電車やバスで眠くなるのは、車内のゆれが「1/fゆらぎ」になっているからといわれているそうです。そう言われると、なんとなく分かるような…分からないような。
美空ひばり(歌手)「1/fゆらぎ」の声質の持ち主とされる歌姫
昭和の歌姫、美空ひばりさんは1/fゆらぎの代表的な声として、多くの研究者に研究されています。
『川の流れのように』では、C=ドの音階で歌うべきところをCの音を出さず、上下の周波数を規則正しく揺らしながら、C的な音を出す、という天才芸をしていることが、波形で確認された。
これは意識して出来るものじゃないそうです。美空ひばりさんは、本当に才能あふれる天才的な歌姫だったのですね。
宇多田ヒカル(歌手)1/fゆらぎが表れており、癒しの波形と呼ばれる声質
声には、約8000~12000ヘルツまでの高周波が確認されたうえに、癒しの波形と呼ばれる1/fのゆらぎがあらわれている。まさに癒しの声
若くしてトップ歌姫に上りつめた宇多田ヒカルさんの声にも、1/fゆらぎの波形が表れているそうです。10代であんなに爆発的に売れた背景には、こんな才能もあったのですね。
売れている人には、やはり努力なんかでは賄えない、持って生まれた特別な特殊能力があるんです。持っている才能を見極めて、それを磨きに磨いた人が、この世の中では成功できるのかもしれませんね。
以上、特殊能力を持つ芸能人の特集でした!