元ジブリ、現ポノックの米林宏昌(よねばやしまさひろ)監督のプライベートに迫ります。
担当作品の「思い出のマーニー」はアカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされるほどの実力者。
2017年には新海監督作品が大きく取りざたされて、話題になりましたが、同じように注目すべき監督は、間違いなく米林宏昌監督でしょう。
今回は、米林監督の結婚から高校などの学歴まで、プライベートを調査しました。
この記事に書いてあること
米林宏昌監督は結婚してる!子供は1人、制作にあたって子供の存在は大きい「子供へのメッセージ」
米林宏昌監督は結婚しています。奥さんは一般人だと思われますので、写真などはありません。今年10歳になる小学生の子供が1人います。
スタジオポノックの西村さんが、「メアリと魔女の花」の制作にあたり、こんなコメントをしていたことから判明しました。
「マロさんには9歳の、僕には10歳と4歳の子どもがいます。身近に子どもがいる僕たちだからこそできる作品があるって気がつきまして。
そして、2017年という時事性。僕らが生きてきたのは、人が住めなくなった土地を残し、美しい海を埋め立てる時代です。
こんなものを次の世代にたくさん残してしまう。だったらせめて、もっと大事なものを子どもには贈りたい」
子どもがいる人といない人では、世界の見え方・捉え方も変わるでしょうし、親である2人だからこそ作れる作品だったのでしょう。
また、奥さんのこんな恐妻エピソードもあるらしいです。
米林監督が「借りぐらしのアリエッティ」の監督を務めている際にあまりの多忙さに、米林監督の奥さんが「二度と夫に監督をやらせないで下さい。私たちの生活は無茶苦茶です」と猛反対を宮崎駿監督にした
米林監督は石川県立金沢泉丘高校出身(偏差値69)クリエイターの才能もありながら地頭も良いタイプ
米林宏昌監督の出身高校は、石川県立金沢泉丘高等学校です。理系に力を入れていて、スーパーサイエンスハイスクールに認定されている進学校です。
偏差値は69で、なかなかの地頭の良さ。クリエイターとしての才能もあるけど、学力もあるなんてちょっと羨ましいです。
進学した大学は「金沢美術工芸大学商業デザイン科」ですが中退しています。細田守監督や漫画家の東村アキコさんがいた大学です。
そして、1996年にスタジオジブリに入社したのでした。
米林監督の作品の話
「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」、「崖の上のポニョ」等、数々の宮崎駿監督作品に原画として参加するほか、「ゲド戦記」作画監督補、「めいとこねこバス」演出として活躍。
2010年には宮崎駿監督の脚本による「借りぐらしのアリエッティ」で、スタジオジブリ史上最年少で監督に就任。
2014年に2本目の監督作「思い出のマーニー」が公開。同作はアカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされました。
2014年12月に「思い出のマーニー」でタッグを組んだプロデューサーの西村義明さんとともにスタジオジブリを退社。
2015年6月、西村義明さんと共にスタジオポノックを設立。
2017年7月、スタジオポノックで初の長編アニメ作品となる「メアリと魔女の花」が公開。
かなりの活躍っぷりですね。精力的に仕事をこなしているし、しかもきっちりと結果も出しています。
【ジブリ退職理由】米林監督がジブリを脱退した話
ジブリの退社理由について、かなりの憶測が飛んでいましたが、実際のところはジブリの経営難が原因で、実質上のリストラだったようですね(✅米林宏昌監督ジブリ退社理由は宮崎駿との確執か?)。
裏話が色々あったようですので、気になる方は上記のリンクの記事を読んでみて下さい。ジブリも色々大変なんだな…世知辛い…ということが身にしみるでしょう(笑)