誰しも一回は歌ったことがありますよね、かごめかごめ。

幼稚園や小学生の頃でしょうか、特に意味も分からず休み時間に歌って遊んでいた記憶がある方も多いのではないでしょうか

しかし、改めて歌詞を見てみると意味不明で不可解な言葉があります。

柴三郎
夜明けの晩?鶴と亀がすべる?後ろの正面?そもそも「とり」って何?

実はかごめかごめには、いくつかの怖い都市伝説があります。今回はその謎に迫ります

かごめかごめの怖い意味「嫁と姑の確執」説

息子を溺愛する姑、嫁のことを息子を奪った泥棒のように思い、憎んでいました。

夫婦は長年子供を希望していましたが、なかなか思うようにできませんでした。それを姑はいびりの材料としていました。

ついに、あるとき嫁が妊娠。

姑は嫁をいびる材料が減ってしまい、少し残念でした。

嫁は安産祈願に神社へ向かいましたが、こっそり姑がそれについていき、参道の長い階段で嫁を突き落としました。

突き落とされた嫁は流産し、一命はとりとめましたが、二度と子どものできない体に。

後ろの正面だーれ?は「後ろから突き落としたのは誰だ」という意味ではないかと言われています。

嫁と姑の確執説

身ごもった 身ごもった
身ごもった私の可愛い赤ちゃんは
いったいいつになったら会えるのかな

参拝した晩に
母と子の命が(階段から)滑り落ちた
後ろから突き落とした人は誰だ

かごめかごめの怖い意味「囚人の歌」説

  • 籠の中の鳥が、牢屋の中の「囚人」。
  • 夜明けの晩は「執行の晩」。
  • 鶴と亀が滑ったは、「ずるずると引っ張った(つるつるとつっぱいた)」。
  • 後ろの正面だーれは、「見えているのが前なのか後ろなのかもわからない」。

つまり、首をはねられた囚人の歌で、ずるずると(首が)引っ張られ、前なんだか後ろなんだかもわからない(切り落とされているから)。というとんでもなく恐ろしい内容です

「囚人の歌」説

捕らえろ 捕らえろ
牢屋の中の囚人は いつになっても出られることはない

いざ執行の日になった
ずるずると引っ張った
(囚人視点で)前なのか後ろなのかもわからない

柴三郎
これは恐ろしい…

かごめかごめの怖い意味「身売りの歌」説

従来は食料が無く、口減らしのために身売りされることもあったようです。売られることになった子どもは、目隠しされてどこかへ運ばれていったのでしょう。

その様子を歌った歌だという説もあります。

「身売りの歌」説

囲まれた 囲まれた
この家に戻ってこられるのはいつになるだろうか、いやいつになってももう戻れることはないのだろう

夜明けの晩に
ずるずると引っ張られていった
(袋に入れられて)前だか後ろだかすらわからないよ

これに関連して、かごめかごめを逆再生で聞くと不穏な言葉が聞こえてくると囁かれています。「〇ぬ」「うそ」「母さんが見捨てた」などです。

母に見捨てられた子供が死を選んでしまう…その悲しみを親に届けるための不幸のメッセージなのではないかという話もあります。

YOUTUBEでそういった逆再生の動画がいくつかあるので、気になる方は聞いてみてください。

かごめかごめの怖い意味「遊女の悲しみの歌」説

遊女とは、両親の経済的困窮から身売りされ、遊郭で両親の借金を稼ぎ終わるまで、働かされ続けるシステムです。

そんな遊女の悲しみを歌った歌だともいわれています。

遊女の悲しみ説

囲んで 囲んで
遊郭に囚われている私は
いつになったらここから出られるのでしょう

接待がある日も無い日もいつの夜でも
関係なくいつも辛くて泣きたい
私の本当の気持ちを分かってくれる人は 誰かいませんか

歌自体が呪い説

他にも、そもそもこの歌が呪いをかけるための歌だったという説があります。

「鶴と亀がすべった」とありますが、鶴も亀も元々は縁起の良い生き物です。これが滑ったということは凋落したことを意味します。

このことから、現在上手くいっている人の没落を願った不幸の歌ではないかと言われるようになりました。

「夜明けの晩に」も不可解で、夜明けが来れば普通は朝になります。

夜明けとは悪いことが過ぎ去る比喩として用いられることが多いです。つまり、夜が明けてもまた晩、ということで不幸が重なって欲しいと願った不吉を呼ぶ歌ではないかといわれています。

かごめかごめは本当はヘブライ語だった?

「かごめかごめ」は、元々ヘブライ語の歌詞であったという都市伝説もあります。ヘブライ語はイスラエルの公用語です。

一見、意味の分からない歌詞であるかごめかごめですが、ヘブライ語だとすると意味が通るようになります。

歌詞の中の「かごめ」は、「囲む・守る」を意味する「カゴー」と、「誰・何」を意味する「ミー」を組み合わせたもので、「何かを囲む(守る)」という意味になります。

また、この歌詞には神器にまつわる物語が描かれており、四国の剣山がその物語に一致する歴史的な事実があると考えられています。

剣山近くには岩尾神社があり、周辺地域にはユダヤの遺物が伝承されていて、「かごめかごめ」は神器の歴史を伝える歌と解釈されています。

徳川埋蔵金のありかを歌った?かごめかごめとの関係

なんと徳川埋蔵金のありかを隠した歌だという説まであります。

徳川埋蔵金とは、徳川家が日本のどこかに隠したと噂される、3800憶円相当の金塊です。

徳川幕府関連の主要なお寺を結ぶと、巨大な六芒星が地図上に描かれます。そして、その六芒星の中にはちょうど、日光東照宮(徳川家康のお墓があるお寺)が位置します。

そして、日光東照宮には「鶴と亀」の銅像があります。

夜明け、つまり明け方に朝日に鶴と亀の銅像が照らされると、ちょうどその影が家康の墓と祠を指し示す形になるそうです。

そしての家康の墓と祠には六芒星が刻まれているとのこと…。

柴三郎
ちょっと気味が悪くて鳥肌…

墓と祠の立つ地中に、埋蔵金が埋められているのではないかといわれています

(日光東照宮奥宮は、国の重要文化財に指定されているため、勝手に地中を掘ることはできません。そのため、誰もこの真偽を確かめられません。)

>>徳川埋蔵金は赤城山に現在も眠るのか?水野家の現在の発掘作業

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